お豆と雑穀で おいしいパーティ [豆マメしく]
前回おしらせした関西NGO大学修了パーティのために
摩也子さんとお料理作りを楽しんできました。
そのお料理報告です。
前日の土曜日に厨房に集合し、
まずは野菜を洗ったり、切ったり、乾物を水に浸したり、だしをとったりなど
下ごしらえからはじめます。
が、実は私はその午前中にちょっとした出来事があり、
そのとき右腰から「ピシリッ」という不穏な音が。
うう~、腰痛です。
立っているだけなら何も問題がないのですが、
重たい荷物がもてないよ~、
大きな鍋がコンロにかけられない~、
しゃがんで冷蔵庫の中がのぞけない~、 どうしよう・・・。
・・・状況をはなすと
厨房では、摩也子さんはじめ、
お料理ボランティア“刻み隊”のMさん、Sさん、ほか厨房を出入りする参加者のみなさんが
その都度、手伝ってくださいました。それもさりげなく。
そして会う人会う人「腰、大丈夫ですか!?」と声をかけてくださいます。
なんだか噂が広まってしまったような。すみません。
ご心配をおかけしました。
みなさんのおかげで何も問題なく、たのしくお料理をすることができました。
感謝!
そうしてできたおいしいものたちです。
まずは夜食
今回もHちゃんとTちゃんがかわいいポスターを書いてくれました。
キムチのスープ(写真を撮りそこなってしまった)
おかかのはいった雑穀おにぎり
こんぶとおかかの佃煮
大根キムチ
明日のための準備、洗って、刻んで、炒めて、蒸しても順調にすすんでいきます。
お鍋の中はグツグツいい匂い。
そして一夜明けて、昼食の時間。関西NGO大学修了パーティです。
今回は2日間で講座参加者の方のグループワークの発表や
ゲストトークなどがあり(くわしくはこちら)、
会場に集る約50人の参加者と関係者は
いつも以上に、参加者間で会話のはずんでいる様子でした。
お料理をならべると「わあ~」という声や、料理の写真を撮る人も。
その様子がうれしい・・ありがとうございます。
食材は
「できるだけNGO大学に関係するものをつかおう」
というこだわりがありました。
お米は12月の回のゲストで
京都市の北部の京北町で農業をされている松平尚也さんが作ったもの
大豆は修了生のOさんが昨年大豆を作る講座に参加して作ったもの
野菜は運営委員のYさんのお父様が作ったものと、和歌山、丹波市、北海道の有機野菜
雑穀は岩手県花巻市のもの(私の思いたっぷりですみません)
お豆とスパイスは京都の楽天堂のものと、神戸スパイスツアーでのもの(よね?)+α
調味料も国産や有機にこだわった業者のもの・・・などなど。
〇ごはん料理
ひよこ豆のカレー
ムング豆のカレー
ムング豆(緑豆)とじゃがいものカレー
20合の ほかほか白ごはん
20合の ほかほか黒米いりごはん
(あわせて40合のごはんなのです!)
パパス(インド風おせんべい)
〇おかず
おからコロッケ
ひよこ豆の佃煮
にんじんの白和え
にんじんとピーマンの炒め物
にんじんとたらこの炒め物 コショウ風味
ひじきと大豆の炒め物
ハトムギサラダ
ポテトサラダ
てづくり豆腐
大根と塩こんぶのあっさり漬け
〇スープ
だいこんと稗(ひえ)のスープ
アフガニスタンスープ(レンズ豆とスパイスのきいたトマトベースのスープ)
〇デザート
りんごと粟(あわ)のコンポート
ハトムギのココナツ風味餡
ムング豆の餡
ココナツタピオカ
白玉団子
チャイ
大きなお皿に盛り付けたお料理がみるみるなくなっていきます。
パーティがはじまると会場はますますはなし声でにぎやか。おいしいという声も。
そして笑顔いっぱい。
お料理作るの楽しいなと思える一番しあわせな風景です。
「おいしい」という場所には笑顔が生まれて、
作る側も食べる側も、ともに元気がもらえます。
そして、
一人ではできないことがみんなで力をあわせると「すごい」ものができる。
私は腰をさすりながら、いつも以上にそのことに、じわ~と浸っておりました。
摩也子さん、今回もいっしょにお料理楽しかったね
前日遅くまでのお手伝いそして翌朝早くでなくてはならなかったMさん
いつも頼りになるSさん、Hちゃん、Tちゃん
お米をといでくださったり、お料理に詳しいMさん
工夫一杯のカラフルポップを作ってくれたKさん
散らかる厨房をささっと見事に片付けてくださるFさん
そのほか多くのお手伝いくださったみなさん
食材を提供してくださったみなさん
たべてくださったみなさん
「おいしい」は、たくさんの人のおかげで成り立っているのです。
皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
次回このような機会があれば、またみんなで「おいしい」を作りましょうね。
・・・それから、おかげさまで腰は順調に回復しています。ありがとうございました!
過日はお疲れ様でした!
楽しゅうございましたね!?体はヘロヘロでも、ついつい作らずにはおられない・・業なのか、口卑しいのか、
そういや阿川佐和子の最近のエッセー「残るは食欲」というのがありましたが
まさにその通り!
後は睡眠くらいね(笑)誰もを幸せにできる「旨いもん作り」
来年も楽しみにしてます。
ところでブログ、さっそくup先を越されてしまいましたわっ(笑)
こちらはこちらで毎日何かと忙しく
普通の兎や亀をupすることもままならないのが残念
頑張ってupいたします~三月に入りますが(笑)
by うさぽん (2009-02-27 22:32)
うさぽん さま
コメントありがとう!
そうね、私たちに残るは食欲そして
食「創」欲ですね。
そして私も睡眠欲たっぷりもって日々過ごしております。
ではまた楽しい機会をつくりましょう。
次回は「関西食文化研究会」活動でしょうか!?
by ゆきねこ (2009-02-28 18:34)
こんにちは。
ブログアップ、楽しみにしてました。私のイニシャルもいれてくださって、嬉しいです。
すごい品数ですね!!!普通のレストランでは食べられない食材、メニューばかり、なんて豪華なパーティなんだと思いました。
料理人お二人がレシピなしにどんどん料理をアレンジされるキッチンにいれてもらえるだけでも幸せでしたが、やっぱり食べたくなりました(笑)。
来年は、作るだけじゃなくて、食べたいです。
腰、順調に回復よかったです。お疲れ様でした。
by M (2009-03-01 17:41)
Mさん ありがとうございます!
厨房では大変お世話になりました。
けれどもこれらのお料理を一緒に味わえなかったことは
大変残念でした。
ぜひとも次回は一緒にいただきましょうね。
そしてよかったらまた“刻み隊”にも来てくださいね。
by ゆきねこ (2009-03-01 22:02)