黒豆で豆腐づくり [豆マメしく]
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2月の麦ふみのときの豆腐作りを思い出しながら
自分で豆腐を作ってみました。
今回、ちょっと贅沢に黒豆を使います。
黒豆2カップを一晩水につけます。
大きなボールいっぱいになりました。
我が家にミキサーがないので、バーミックスの小さい容器で
何度かに分けて水を加えて粉砕。
「呉」ができました。
ミキサーのない時代は、ずいぶん大変な作業だったと思います。
火にかけます。
ぶくぶく泡が出てきたら、約10分吹きこぼれないように火にかけます。
途中で、不思議なくらい急に豆腐の匂い変わります。
大豆に火がはいったのだなとわかります。
こします。
布巾の目をなかなかとおっていきません。
仕方ないので最初はざるで直接こしました(結局それでキメの荒い豆腐になってしまった)。
豆乳作りは力仕事。そして熱い!
おからと豆乳ができました。
がんばってしぼっても豆乳はカップ2~3杯くらい。
おからはボールにたっぷり。
スーパーやコンビニで今では豆乳は簡単に買えるけれど、
豆乳作りは大変です。
そして、このおからの量!
全国で毎日どれほどのおからができているのだろう、と思いを馳せてしまいます。
豆乳を75度にあたためてにがりをいれ、ふたをして10分ほどおきます。
ふたをしないでそのままにしていたら固まりませんでした。
再度あたためてふたをしたらなんとか固まりました。
半分は
ふきんをしいた容器にいれて
のこりはざるにおいてみました。
・・・・が、容器にしいた布巾の目が粗すぎた
豆乳をこすときに、ざるの目から豆のかたまりが結構流れていたようです。
キメの荒い豆腐のできあがり!
写真に撮るとこんにゃくみたいですねえ。
見栄えはいまいち、舌触りもざらっとしているけれど
黒豆のお豆腐、なかなか美味。
今回の反省点は
(1) 大豆はできるかぎりなめらかになるまで粉砕しよう
(すり鉢であたるともっといいのでしょうね。時間かかりそうですけど)
(2)なめらかな豆乳にしあげよう
(ちゃんと布でこせばいいのですけどね、熱いし、力がいるし・・・要工夫、です)
つまり、次回はもっと面倒臭いことをたのしもうと思います。
出来上がりの量は、市販のお豆腐の1丁分くらいでしょうか。
お豆腐一丁の中に豆がたくさん使われているのだな、
そして、おからってしぼりかすではなくて、お豆のかたまりなんだ、
を改めて実感した豆腐づくりでありました。
できたおからで卯の花も作りました。
美味美味。
手作り、好いですね。大変そうですね。でも、とても楽しそうでもあります。
夢空さんのブログだったと思いますが、栃の実で餅を作る作業を拝見しましたが、あれは随分時間が掛かるものですね。
時間の掛かることを自分は避けていますが、何事にも愛情を持って接しなければ、と思いました。
by アヨアン・イゴカー (2009-03-29 18:30)
ほんとに手のかかる作業ですね~。
出来上がったものが、美味なのは当然ですね(^-^)
by 夢空 (2009-03-30 22:23)
我が家のおからはイカのワタが入っています。酒の肴にはいいですが、酒が飲めない父の好物です。慣れない人にはつらいかもしれない一品です。
ところで、アメリカ人は豆腐が嫌いな人が多いのです。味がしないと言って、嫌います。この点からみてもアメリカ人は大味です。でも淡白なターキーを食べるのはなぜでしょうか。いずれにしても習慣というのは不思議です。
by 山崎 (2009-03-30 22:27)
アヨアン・イゴカーさま いつもありがとうございます。
面倒くさいことって、結局切り口を変えると楽しいことなんですね。
楽しいことにも「楽」な道はないってことなのか!?
栃の実の団子は宮澤賢治の作品「鹿(しし)踊りのはじまり」にでてくるたべものです。おいしいですが、これもまた作るのが面倒ですよね。私はまだ作ったことがありません。
夢空さま はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
アヨアン・イゴカーさんのメッセージではじめてお名前を知り
ブログも拝見させていただきました。
夢空さんもおいしいものたくさんご存知な方のようですね!
これからもよろしくお願いします。
山崎さま いつもありがとうございます。
イカのワタ入りおから、おいしそうですねー!
豆腐とターキーたしかに両方とも淡白、そしてたんぱく質も豊富な食べ物ですね。たしかに不思議です。
by ゆきねこ (2009-04-01 21:12)