小正月の小豆粥 [豆マメしく]
昨日1月15日は小正月でした。
旧暦では15日は望の月・・・満月の日です。
今年は本日16日が満月なので、旧暦からある行事と月の巡りが合っていますね。
そして17日は阪神淡路大震災から19年目を迎える日です。
最近ではなかなか味わう機会がなくなってきましたが、
小正月には、邪気を払い一年の健康を祝って小豆粥をたべる風習があります。
→ウィキペディア「小正月」はこちら→★
1月7日は七草粥、15日は小豆粥、
年明けに週一ペースで消化の良いあたたかいお粥をいただくことは、
年末年始の暴飲暴食や、冬の寒さからくる体の不調の出るこの頃に
理にかなった食の習慣だなと思います。
さらに小豆(あずき)も効用を調べてみれば、解毒やむくみにいいようで、
そうなるとやっぱり昔の人はよく考えているな、と思うのです。
うさぽんさまのブログに小豆記事発見(リンクさせてね)
→http://ameblo.jp/soymononoke/entry-11747323287.html
小豆といえば、私もこんな記事を書いていました
→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2008-08-26
↑ このころは小豆を半日水に浸けて圧力鍋でしたが
小豆は水に浸けておくと、皮が裂け、煮崩れてしまうことに気づき、やめました。
そのまま軽く洗って、熱伝導の良いステンレス鍋で、一度茹でこぼし、
その次は熱湯をそそいで(水からだと皮が堅くなる)、
約30分弱火でことこと。
今のところこれが私にとって一番簡単で美味しく炊ける方法です。
そうして小豆粥を作りました。
冬の季節に熱いお粥はごちそうです。五臓六腑に沁み渡る。
お粥の中の、赤い小豆の色も風味もあたたかさを伝えてくれます。
土鍋で炊くのが一番いいけれど、今回は少々簡易コースで(無理はしない!)
カップ1/4の小豆を堅めに茹でておき、
カップ1の白米と、茹でた小豆、分量の水(小豆の茹で汁+水)、塩を加え
炊飯器の「おかゆモード」で炊きました。
小豆を入れた分、水分が少なめになり、さらに写真を撮っている間に
水分が吸われてしまって、ぽってりとしたお粥の姿に。
小豆は丹波篠山の大納言小豆
私は「だいなごんさま」と呼んでいるほどに、丹波でできるこの小豆のファンです。
値段が少々高いのと、収穫量が少ないので、年中お出会いできるわけではありません。
一般の小豆より粒が1.5倍ほど(に見えるのですが)大きく、四角張った形をしています。
大きさは上のお粥の写真で、お米の粒と比較すると伝わるかな!?
皮は薄いけれど煮崩れしにくく、小豆の香りしっかり、味はほっくりしています。
ちなみに、お米は岩手の「江刺金札米」、塩は「のだ塩」ですー。
そして器は、奥丹波の「J」さん作
淡い黄色に、薄緑がほんのりかかったところがあるのが気に入っています。Jさんありがとうございます♪
そういうわけで、丹波と岩手のコラボ小豆粥なのでした。
小豆粥は作ってみると簡単。
小豆を茹でるのも面倒なら市販のを使って炊飯器を使えばもっと簡単なはず。
作ってみることおすすめです。邪気、そして解毒をっ。
では、小豆粥で無病息災! を、みなさまにも写真でおすそわけ♪
訪問しました
by makimaki (2014-01-17 23:32)
makimakiさま ご訪問ありがとうございました!
by ゆきねこ (2014-01-19 09:23)