先日ご案内させていただいた
2014年3月2日の
「絵本と ポジャギでエコバッグづくり」ワークショップ
http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-02-13
楽しく終了しました。
ご参加のみなさまありがとうございました。

週のはじめ、
天気予報ではこの日は雨だったのですが
朝から晴れました! 

会場の神戸学生青年センター・ロビーでは
http://ksyc.jp/
3月1日(土)から5日(水)まで

ポジャギ展「尹英順とポジャギ教室作品展」が開催中です。


展示会場を抜けてセンターの一室でワークショップはじまりはじまり。
尹さんと私の自己紹介のあとに、韓国の絵本を紹介しました。


ご紹介するのは、手仕事や韓国のおいしいものが登場する絵本たち。
主に2000年以降に出版された本というラインナップとなりました。

実は以前から、尹さんと私で「何か楽しいことができたらいいね」とはなしていたのですが、
そんな中で『あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま』という絵本を二人でみたときに
「あ、絵本とポジャギだ」とひらめきがやってきたのでした。
それが今回のワークショップのきっかけなんです。

そんな経緯を紹介させていただきました。
今回とくにおすすめなのは、
『あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま』です。
7人のなかまとは、針仕事の7つ道具のおはなしです。
それは、このあとのポジャギの時間にみなさんが使う道具たち。なので、
この7人の仲間たちと、なかよくポジャギを作って下さいね、という思いも込めて。

そのほかにこんな絵本も。

お正月やチュソクといった韓国の伝統行事を紹介したものには、
行事食や美しい晴れ着も登場しています。
キムチや、かぼちゃのおかゆ、肉入りトック、ほし柿など
韓国のおいしいものが登場する創作絵本や昔話。

探せばほかにももっといろんな作品と出会えると思います。
ぜひ機会があったらみなさんも韓国の絵本から美しいもの、たのしいもの、
沢山見つけてくださいね。

ポジャギの時間はじまりはじまり。

エコバッグを作ります。

尹さんからの説明の後、

バッグに描くデザインを下書きして
色や形を組み合わせていきます。


「7人のなかま」と針仕事。

しばし沈黙・・・な昼下がり。

静かな合間に尹さんと、参加者のみなさんのお針箱ギャラリー
 

 


  

 
まるでお弁当箱みたい。箱も中身も「詰め方」もいろいろ。

そうするうちに、作品はせっせせっせと出来上がっていきました。


時間が足りない~という声も聞こえてきましたが、

おおよそみなさんの作品が一段落ついたところで

おやつの時間です!
蒸しあがりましたっ。

会場の台所をお借りして2台作りました。
「カボチャの餅ケーキ」です。

韓国では「ホバクトク(かぼちゃ餅)」とか「ホバクソルギ」というようですが、
トクとソルギの違いがよくわかりません。
さらにカボチャのはいっていない白い餅ケーキで、
はちみつやドライフルーツがはいったチャッカビョン(雑果餅)というのもあります。
    ・・・これらの違いって、岩手のお菓子の「ゆべし」と「きりせんしょ」の違いのようなのかな、
      (これもまたローカルな話題ですが)
      トクとソルギとビョンの違いがわからず・・・どなたか教えてください。

今回作ったカボチャの餅ケーキの
材料は、米粉に砂糖、マッシュカボチャ、塩、シナモン。これらををまぜて、目の粗いふるいにかけ
レーズンと松の実を飾って、30分蒸してできあがり。

 
餅ケーキというだけあって、ほろほろで、モチモチな不思議な食感。
   ・・・素朴さが岩手の「がんづき」ともちょっと似ています。
韓国では、ココア味やイチゴ味もあるそうです。それも一度食べてみたいなあ。

もう一品は「カボチャのぜんざい(ホボクジュク)」
カボチャのペーストにゆで小豆と砂糖と水を加え
白玉団子を加えていただきます。

カボチャの優しい甘さと白玉のもちもちがあとをひきます。

お茶は丹波篠山の黒豆茶。


お茶とおやつをいただきながら
参加者の方々に、本日の作品や感想などおはなししていただきました。

最後にポジャギ展会場で記念撮影。

絵本とポジャギのコラボ
おかげさまで楽しい時間とすることができました。
二人で考えていた時はどうなるかなと思っていたのですが、
当日を迎えるとあっという間に終了時間となってしまいました。

ご参加のみなさまどうもありがとうございました。

後援いただいた神戸学生青年センターの
飛田さん、都築さんありがとうございました。

そして尹さん お疲れさまでしたー。
また次回もゆかいなことやってみましょうね♪