私の町では7月2日からセミがなきはじめました。
毎年決まって1日から2日には鳴きはじめます。
寝坊せずに偉いなあと思います。

さて、過日ご報告した篠山まめ部。いよいよ明日は実習日。
篠山オリジナルまめ部を考えるのですが、応用するためには「本場」岩手のまめぶも味わっておかなくちゃ。
ということで、明日は久慈まめぶと篠山オジリナルを試作する予定です。

で、久慈まめぶの練習をしました。
ちゃんとたべたのは4年前・・・。味は覚えていますよ!
今回はテキストにこちらを使わせていただきました。

以前、東京で開催していた岩手フェアでいただいたものです。

材料は、
にんじん、しめじ、うす揚げ、ごぼう
  テキストにでていたかんぴょうと焼き豆腐は今回はパス
  ・・・なぜなら買い忘れてしまったから。すみません。

材料は、しめじのほかは三角に、ということなので乱切りにしました。

水に昆布をいれ、煮立ったら野菜を入れます。

ぐつぐつ
おつゆの野菜が柔らかくなったら、しょう油を入れて味を整えます。
   ・・・ううむ、関西人にはこのおつゆの味はしょうゆ味が強くて少々ものたりない感じがするのです。
     しめじとごぼうからだしはでているのですが、旨味が足りない感じ。
     もうすこし昆布を効かせたらいいかなあ。

まめぶ団子を作ります
材料は 小麦粉、黒砂糖、くるみ

小麦粉に熱湯を入れてこねます。
テキストには小麦粉400g、熱湯200mlとあったのですが
その8分の1の量で作りました。
小麦粉50g 熱湯30mlくらい
熱湯は、まめぶ汁のおつゆを使いました。

こねてこねて、棒状にして8個に分けました。
10個でもいいかな、と思いましたがちょっと微妙な感じ。

真ん中をくぼませてくるくると、伸ばしていきます。
中に黒砂糖とくるみを入れて、
口をきゅっと閉じて、丸めます。
写真を左から右にみていってください。
  ・・・調理師学校の中国料理の後期の試験を思い出しました。
    こうやって包子(肉まん)をひたすら作ったなあ!
    うひょー、楽しい。

できた団子は置いておくとべたっとするので
片栗粉を敷いたバットに並べておきます。


団子を入れます、3分くらい煮込むと浮き上がってくるのが出来上がりの合図です。
   ・・・さきほどまでしょうゆ味が強くて、むムム??と思っていたのですが
     団子を入れると、だしにとろみがついて黒砂糖効果か味がしまりました。いい感じです。
     まめぶ恐るべし!


団子を解剖。黒砂糖がトロッと解けていました。

団子の皮はふかふか。熱湯でこねたからでしょうね。
水でこねればつるっととした仕上がりになると思いますが、
ふかふか仕上げのほうが煮崩れなくていいように思います。

おいしくできました!万歳。

では明日、まめ部ではどんなオリジナルができあがるかも楽しみです。
また報告しますね。斯うご期待♪