先日報告させていただいた、花巻での第8回「雨ニモマケズ」全国朗読大会の
 こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-02-08
くわしい報告と写真がすみれさんよりとどきました(すみれさん、お疲れさまでした!)。
以下、レポートです。
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前日に会場のセッティングを終えた会場で、全体の打合わせ、各担当ごとの打合わせを行い、
情報共有の徹底を図るとともに「みんなで作り上げよう!成功させよう!」
との思いが気迫となり、少ないスタッフでの運営で多少の心配はありましたが、
とにかく大会は無事に?! 開会しました。


開会式では、林正文実行委員会長から「今年は戦後70年の節目に当たる。
『世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない』
という賢治の願いが世界に広がるように思いを込めて発表してほしい」とごあいさつがあり、

上田花巻市長と一緒に会場の皆さんで朗読をして大会が始まりました。


『「雨ニモマケズ」朗読全国大会』へ参加していただいたのは、
地元の花巻を中心に、北上、奥州、一関各市と紫波町、
宮城、福島、秋田各県、東京都の子供からお年寄りまで、
19組の方がエントリーされましたが、急遽、1組は不参加となりました。

ハートがこもった朗読 清水さん


山猫にふんした 畠山さん


お腹から声を出しての朗読 八重樫さん


さわやかな朗読とトロンボーン演奏 畠山くん


スコップ三味線で軽快に ジョー一郎さん


流暢な韓国語で朗読 岩淵さん


手ぬぐいをきりりと巻いて朗々と 袴田さん


花巻弁で温かく 平野さん


第1位に輝いた 古川さん


元気に心をこめて 大平さん


大会は、今年で8回目になります。
出場の皆さんの思いが込められた朗読は、毎回、毎回、感動させられます。
実に深~いものがあるなぁと、しみじみ感じます。
花巻弁や韓国語、英語と言語も様々、群読、楽器演奏など表現方法も工夫されていて、
同じ文章の朗読でもその方ごとの感性と表現方法でぜんぜん違うのです。
みなさん、本当に素晴らしい発表でした。

ピアニカ演奏を交えて 畠山さん


魂を込めた朗読 大賞を受賞した油井さん


流れるような英語で朗読 優しい笑顔の菊田さん


平和への想いを込めて 安住さん


グッドパフォーマンス賞受賞の 桜木さん


Happy Boxの小野寺さん


Happy Boxの箱崎さん


ヴァオリン演奏担当の佐藤さん


審査員・会場の来場者の得点の集計の結果は、次のとおりでした。
  ☆大 賞 油井 憲一さん (福島県福島市)
  ☆第一位 古川 欣也さん (岩手県花巻市)  
  ☆第二位 袴田 恒雄さん (秋田県能代市) 
  ☆第三位 HappyBox(岩手県奥州市)
  ☆グッドパフォーマンス賞
         平野 フユ子さん(岩手県花巻市)  
         桜樹 しずかさん(東京都三鷹市)
  ☆ありがとう賞 宮沢賢治児童合唱団(岩手県花巻市)
  ☆フェリシモしあわせの学校賞 昆野 雅行さん (岩手県北上市)
  
     フェリシモしあわせの学校賞に輝いた 昆野 雅行さんは、高校2年生。
     魂のこもった朗読と得意のトロンボーンの演奏で
     会場内にさわやかな風を巻き起こしました。
 

大会第2部は「賢治さんといっしょに」と題したコンサートが行われました。
花巻市のイーハトーブ大使でもあるバリトン歌手の古川精一さんと、
宮沢賢治児童合唱団が素晴らしい歌声を披露し、


会場内は終始温かい気持ちがあふれていました。

古川さんは賢治の教え子だったおじい様から聞いた話なども披露してくださり、
「音楽活動を通じて賢治さんの精神を受け継いでいきたい」と語っていらっしゃいました。

司会を担当してくれた3名の女子
(中学2年生の菊池さん、荒谷さん、高校3年生の熊谷さん)の活躍は大きいものがありました。


ハプニングもいろいろありましたが、それぞれがそれぞれにそれぞれの役割を果たし、
大会終了後には、林正文実行委員会長から

「皆さんの素晴らしい連携で、今までの大会のの中で一番良かった」
と、ねぎらいのお言葉をいただき、
任務を無事終了することができたことに感謝いたしております。

★こちらもごらんください
 フェリシモしあわせの学校イーハトーブ花巻分校のページ
  http://felihana.exblog.jp/20918291/