マルト工房さんでの絵本講座のご案内
前回させていただきましたが、

4月24日にそのマルト工房さんで開催された
春の縁日
福寿堂秀信さんによる「和菓子づくりの体験教室」に参加しました。
すでに告知の時点で人気の講座。キャンセルがでたので参加できました・・・。

福寿堂秀信さんは大阪・帝塚山に本店のある老舗の和菓子屋さんです。
偶然にも、今年のお正月に我が家でいただいた花びら餅は、
こちらのお店のものでした。
2010年最初にいただいたお菓子のお店の講座に参加できるなんて
なんて縁起がいいのだろうなどと、思いながらのわくわくする参加となりました。

講座では2種類の和菓子を作りました。

これが職人さんが作られた本日のお菓子

「岩つつじ」と「牡丹」です。

福寿堂秀信からは6人の職人さんがいらっしゃって
丁寧に教えてくださいました。

材料や道具のおはなしも。
何を見ても興味しんしん。


ほおーっ、とうなずいたり、写真をとったり。


↑干支のお菓子「うさぎ」、後ろにあるのは型。
 まやこさ~ん見てる!? 

作り方を拝見した後、実際につくりました。
お箸の使い方によって餡が美しく餡玉に乗るのですが、
実際やってみると難しい。自分の箸使いも見直さねば。

きんとん餡を「通し」に通し

粒あんのまわりを大手亡のきんとん餡でかざっていく
「岩つつじ」
つつじの咲く岩山をあらわしています。

↑私の岩つつじはやや乱れ咲き!

これらの材料で

こしあんのまわりを大手亡と山芋でできた煉り切りでつつみ
「牡丹」
茶きんに絞ってつぼみの様子をあらわしています。

↑私の牡丹のつぼみは、
 すでに花びらが開いてきている風で・・・

和菓子って手のひらをとおして丁寧に一個ずつ生まれてくるんだなあ、
その一個ずつの美しさのために、
職人さんの技や心遣いが一杯詰まっているお菓子なんだなあと改めて思いました。

これまで「きれいだなあ」と思って、そしていただいていた和菓子ですが、
もっとちゃんと見て、味わいたいです。

私にマルト工房さんを紹介くださったTさんとお友達の方が
着物姿でお茶を点ててくださいました。
作ったばかりの和菓子とともに、おいしいお手前は、しあわせでした。

和菓子の魅力再発見な講座でした。
参加できてよかった!
ありがとうございました。

*** *** ***
さて、来月5月はマルト工房さんの同じ会場で
絵本の中のごちそうです。
こちらもたのしい時間にしたいと思いますので
ご参加くださいませ~どうぞよろしく♪