2016年2月28日
アトリエ太陽の子 第6回防災・造形絵画展覧会へ
会場は神戸市立灘区民ホールです。

主宰の中嶋洋子先生は、私のかつての職場で知り合い、当時は受付で挨拶をするくらいのおつきあいだったのですが、その後や東北のことでおはなしをさせていただいたり、展覧会を見せていただくようになりました。ご縁に感謝。
 昨年は1.17の神戸で
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-01-18




中嶋先生のアトリエでは阪神淡路大震災で亡くなった生徒さんもおられ、この20年間、震災からの教訓を「命の授業」というテーマで生徒さんたちとアートを通して伝えてこられました。また、東日本大震災以降は、さらにその想いを持って東北へ。地元の子どもや大人のみなさんたちとの交流を、命の一本桜プロジェクトなどのアートを通して続けておられます。

みんなで絵を描くことで「命があるのが当たり前ではない」というメッセージを育んで、この5年間で訪問した東北の学校は56校を超えましたとのこと。中嶋先生の活動はいつもパワフル。そして周りの人が笑顔になったり励まされたりしています。
 

会場はアトリエの生徒さんとお母さん、お父さんでいっぱい。


生徒のみなさんが描いた、防災ポスターや、震災がテーマの絵など力作が展示されてました。

防災アートカルタは、段ボールや綿やセロハンなどを使って立体3Dになっていて、
近くで見ると、工夫された様子がとてもおもしろかったです。

10時半からの『東北に希望の春を! 命の一本桜プロジェクト』の会場には
東北の小学生のみなさんが描いた8mの大きな桜の絵。

ここにアトリエの生徒100人のみなさんが、
自分を描いた作品を貼りつけ、神戸の子供たちと桜と虹の一つの作品が出来上がっていきました。
完成作品は、4月に宮城県気仙沼市立気仙沼小学校に届けられると言う事です。

会場では気仙沼・復興やさい市&東北フリーマーケットも開催中。
午後からの神戸=気仙沼・復興会議でお話される3人の方にも会えました。
  気仙沼の民生委員で活躍されている熊谷さん
  気仙沼で農業をされている児島さん
  ・・・児島さんのお野菜や、地元・ボラアズさんのお菓子がやさい市で並んでいました。
    ほうれんそうや、つぼみ菜、しょうがのシフォンケーキおいしかったです!
  大船渡で看護師と地元FMねまらいんDJの林さん

神戸で東北の方と会えることにわくわくする東北ファンなのでございます。
ちらっとですが、おはなしできてうれしかったです。

私が大船渡や陸全高田に行ったのはもう2年前・・・
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-04-28
気仙沼にはまだ一度もいったことがありません。
またお会いできる機会がありますように。

中嶋先生、展覧会にお誘いいただきましてありがとうございました。
神戸と東北が人と人で繋がっていく機会がもっともっと増えていきますように!

当日の様子は毎日新聞動画ニュースでも配信されています。
http://mainichi.jp/movie/?id=923066439002


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  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-02-13