本日10月31日はハロウィンですね。
ここ数年で日本ではわいわいと盛りあがっておりますが・・・
先日2016年10月28日に
我が童話と宮澤賢治の師匠・松田司郎氏主宰「しりとんの会」で
「妖精と魔女の読書会」というブックトーク的な講座をさせていただきました。
「しりとん」とは「しりきれとんぼのかい」。
童話や本、創作をテーマにわいわいと語り合う仲間たちの会です。
実は私もしりとんメンバーなのですが、
全然参加しておらず・・・すみません、の長年幽霊会員。
そんな私が妖精や魔女のおはなし、というわけです。ほほ。
さて今回の講座
妖精や魔女ってなんでしょう。
私たちはその存在を想像し、あるいは創造し、
物語や伝説として語り、意識してきました。
前半は、彼らのことを少しご紹介。
後半は「妖精や魔女になって」読書会をいたしましょう。
と言う内容です。
会場は大阪東成区の「スペースふうら」
http://plaza.harmonix.ne.jp/~artnavi/02gal.pak/03gal-tikamiti/03rental-gal/fuura.html
しりとんメンバーの、はたさんのギャラリーです。
夜7時になると集まってくるメンバー
さてはじまり、はじまり
私は、ハロウィンの起源、魔女、妖精、妖怪について
おすすめの本や絵本とともに、
浅くて薄っぺら~い知識を総動員してお話させていただきました。
それを基に、
参加者のみなさまからそれらを深めるいろんなお話しがでてきました。
ふむふむ
…例えば、「ピーターパン」が生まれる物語の最初のおはなしのこと
ネバーランドは、別の言葉(ラテン語?でしたか??)ではユートピアになること
『菊と刀』の最後には「魔女狩り」のことばがでてくること
魔女が空を飛ぶときに塗る軟膏のこと
宮沢賢治の作品にでてくる、山男や山猫たちのこと
白魔術と黒魔術、そしてそもそも善悪の堺目や違ってなんだろうかということ
人間の想像力から生まれたものたちのこと、気配のこと・・・などなど。
参加者のみなさまから、おすすめの「魔女・妖精」本も紹介していただきました。
ところで実際
10月から11月と言うのは妖精や魔女にとって特別な月のようなのですよ。
特に今年は・・・・
・10月31日(2016年は月曜日・仏滅)の夜はハロウィン。
その起源はケルトの収穫祭。大晦日のおまつりという説も。
・11月1日(2016年は火曜日・大安)は古代ケルトの暦では冬のはじまり、新年
プロテスタントのキリスト教では万聖節(サウィン)。全聖人を祝う日。
それでこの日は1年に数回しかない、妖精と人間界もつながりやすい日
という説もあるようです。
・日本では・10月は神無月 旧暦10月は10月31日―11月28日まで
・2016年10月31日は月に2度目の新月(1度目は10月1日)
これをブラックムーンというそうです
・2016年11月14日(月)今年一番大きい満月(スーパームーン)がのぼります。
こんなわけですから
むむ、クーナ探しもしたくなるここ数日ですね。
→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2015-09-30
この日は「魔女や妖精を楽しめる装いでお越し下さいと」一声おかけしたところ、
写真その1
帽子やマントや、ひそやかな魔女バッチや、ねこ耳やら
工夫も様々、いろんな魔女や魔法使いが集まりました。
写真その2
ご参加のみなさまありがとうございました。
そして幽霊会員である私にあたたかいまなざしで
楽しい機会をつくっていただいたことに改めまして感謝いたします!
ありがとうございました。