今年も小学校に宮沢賢治と岩手を紹介する機会をいただきました。
このブログでは2008年の大阪の小学校の記録からはじまった小学校訪問
なんと今年で10年目。最初に出会った生徒さん22歳になっていますね(みなさんお元気?)!

この機会にタイトルを一番最初に戻り「叫ぶ」→「語る」に変更デス。
 これまでの記録→★こちら


2018年10月11日 芦屋川も秋の気配・・・そして今年も小雨

坂道をのぼって学校についたら汗だくだく・・・小学校のときもそうだったなあ。

芦屋市立山手小学校の6年生のクラスへ。
母校訪問、昨年に続き2度目です。今年もでかけることができてうれしい。

「宮沢賢治を旅しよう」というタイトルで
5,6時間目に4クラス 
約120名の生徒のみなさんとの賢治の授業です。

宮沢賢治さんのこと、ふるさと岩手・花巻のこと
教科書に掲載されている「やまなし」「イーハトーブの夢」のことなど
おはなししたり、地図で確認したり
写真をみたり、盛岡弁ラジオ体操をしたりして楽しんでいただきました。

 授業でおはなししたことひとつご紹介
 (統計はそれぞれの市のHPから 2018年9月現在のもの引用させていただきました)
 芦屋市の面積は  18.57平方km 人口94885人
 花巻市の面積は908.39平方km 人口96269人
 つまり花巻市の中に芦屋市は約48個入ります。
 だけど人口は千人くらいしかかわらない(ほぼ同じ)。

質問するとみなさん積極的に手をあげて下さるし
今回、賢治さんの作品「眼にて言う」を知っているよ、という生徒さんがいて
(わ、すごい!)。皆さん元気いっぱい、少し好奇心わくわくしてくれていたらいいな。

小学校のHPにも当日の様子が載っています
こちら→★ ご覧ください

今回おはなしさせていただいたことで、
宮沢賢治作品をはじめ、ことばの世界のおもしろさや
関西からは遠いけれど東北・岩手にふれるきっかけになっていたらうれしいです。


今年も、母校の小学生のみなさんとおはなしできる
貴重な機会を与えていただき感謝しています!


荒谷校長先生、中桐先生、桜井先生、新屋敷先生、小林先生
ありがとうございました。


・・・ ・・・ ・・・ ・・・
授業のあと、校長先生が卒業アルバムをみせてくださいました。
このごろはオールカラーなんですね。
そして一人ずつポートレイトのページもあって(アメリカのアルバムみたい)
とても洒落ているのでびっくりしました。
卒業文集も一緒に製本してあってとてもきれいなアルバム。

そしてそして棚からだしてくださったのは・・・ええっ、私の卒業した時のアルバム。

中の写真はオール白黒、そして昭和の時代のアルバムみんな同じタイトルで「思い出」。
あの先生、あのお友達・・・みんな元気かな。
当たり前だけど先生方は皆さんお若い、そしてともだちはみんな子どもだっ。

6年生のワタシとご対面です。むっつりして写っていました。
ワタシの隣にいるのは、今も仲良しの直子ちゃん。
直子ちゃんとワタシ、お誕生日おめでとうの連絡しあっているの
(途中で抜けている何年かはあるけれど)このころからなんだよねえ。

今日おはなしさせていただいたみなさんと同じ年のワタシです。
いろいろあったけれど、当時は当時で一生けん命すごして(生きて)いたなあと
今だからこそ思える、大切なふりかえりができました。