ひとつ前の記事の続き・・・

さていよいよ熊野神社田植え祭りがはじまります。

上根子神楽の半被、カッコイイ。

写真を撮らせていただくと「頭は撮るな~」と言われましてこのような1枚に!?

ご神事がはじまるとあたりの空気が変わります。






笛や太鼓、鐘の音がひびきます。


権現舞がはじまります


権現さま 舞い踊ります

こちらの権現さまは耳がなくて、横長のお顔がかわいい(失礼だったらごめんなさい)
そして舞の途中で、ヒュ~ッ、ピュウ~~っというような声で鳴くのでした。
権現さまの声はじめ聞きました。

この上根子神楽をはじめ円万寺系神楽の権現さまには声があるのだそうです。

権現様の口に入っていく、扇、白い布、刀はまた最後に口からでてきました。
たべちゃったわけでなくて、清めてくれたような、人のそばに権現さまは一緒にいるんだよ、という

人と自然の交感・交歓・・・そんなメッセージのようにも思えました。


小学生の早乙女のみなさんがたんぼにでて苗を植えます。


五月早乙女(さつきさおとめ)
中学生のときにそんな歌をうたったことつい思い出してしまった。



坂の途中から田植えの様子を見ていると、神社のほうから鳥の声が聞こえてきました。
それがとっても権現さまの声と似ていたのですが・・・
・・・いや、あれはきっとそうなんだ。

5月の晴れの空の下で行われた田植え祭り、舞い踊る権現さま
本当にいい一日でした。どうもありがとうございました。