写真に写っているこれは何でしょう? 今週、兵庫県市島から届きました。手のひらからすこしはみだすくらいの大きさです。カカオ豆の実ような、小さなかぼちゃのような・・・
 答えは「ハヤトウリ」という瓜です。起源はメキシコ。日本には1917年アメリカから鹿児島に持ち込まれ、薩摩隼人にちなみ、<隼人瓜>と名付けられたとのこと(参考文献:「にっぽんたねとりハンドブック」現代書館)。ハヤトウリと一緒に食べ方の手書きの説明文がついていました。
  <ハヤトウリのたべ方>
     ・皮をとり種を出してキュウリと同じ方法で食べてください
     ・又はベーコンで炒めてもおいしいです
     ・酢の物でもおいしくいただけます
 縦半分に割ると、ひらべったい白いたねがひとつはいっていました。皮をむいてうすぎりして、塩もみにしてからいただきました。キュウリのような味がします。ポン酢をすこしかけていただいてしまいましたが、あっさりとさわやかな食味なので、酢味噌和えにしたり、イカと炒め物にしてもおいしそうです。