7月のできごとですが、春に出かけた畑に久々に出かけました。
実に3か月ぶり。
鳴門金時イモもみごとに葉をしげらせていましたし、
畑の中をじっとみるといろんなものが実っています。

畑の端にはひまわりも満開です。

そして畑一面、青い草がいっぱい。

今日は草ひきだ!
春以上に夏草は地面に踏ん張っています。
引っこ抜くのも力が要ります。
そして暑い!!

草引きが一段落ついたら、次は収穫です。
トマト、プチトマト、

なす、ししとうがらし・・・など。

とうもろこしは鳥やアライグマにたべられてしまって全滅でした。
ごろんと地面に寝ているのはトウガン

そしてスイカ。

スイカもイタチやアライグマにかじられているものがあります。
かじられたものは食べられません
(狂犬病などの菌の心配があるからだそうです)。
もうー、ここまで頑張って作ったのに、と思いながら、
畑の周りに住む「みんな」は、おいしい時期をよくわかっていますね。

この畑のプログラムの講師のIさんから、
ナスの剪定についてのレクチャーを受けました。
ナスはこんな風に枝がでているので、
ここを切ると秋まで収穫ができます…云々

Iさんからの説明を聞きながら、改めてナスの苗をみると、
その枝の張り方や実の付き方に法則があって数学的で、
植物ってすごいなあと思います。
そしてそんな知識や経験の蓄積のある「農」という世界の深さと魅力を感じます。

畑のヘリで参加者みんなでお昼ごはんをたべたあとは、
スイカをいただきました。

前もって収穫してあったスイカはスタッフの方が
井戸水で冷やしておいてくださいました。
そして収穫したばかりのスイカも。

こうして畑でスイカを味わえるとは、こういうのが贅沢なんだと思えるひと時です。
どれも甘くて、瑞々しくて、暑い畑の後の一番のごちそうです。
のどの渇きもいやされるし、体の中の熱がスーッと引いていく感じがしました。
夏野菜の力ですね。

さて、午後から、草引きの続きをもうひとふんばり。
草を引いた後は、畝がさっぱしてみえて、充実感もあります
(なぜか自分の部屋もこのようにきれいにしなくちゃ、と
別の次元から日々の反省がやってくる)。

雨がふるといいなあ。
ここ数日雨が降っていなくて、田んぼのほうもひびわれがしていました。
・・・が、夕方家に帰った頃には大雨です。
これはまた降りすぎ!・・・

その日の夕餉は収穫していただいたトマトは切ってそのままサラダにしたり、
ナスは焼きナスやグラタンに、
ししとうは、焼いたり、鰹節たっぷりの佃煮風にしてみました。

晴天の夏の畑はじりじりと暑いけれど、
おいしいものでいっぱいでした。
講師のIさん、大有研スタッフのみなさま、ありがとうございました。