5月の仙台の商店街でみつけたおいしいもの こちら!

あぶら麩です。文字通り、麩を油で揚げたもの。
一見、小学校の給食ででてきた揚げパン(私の小学生時は毎週金曜日は、決まってこれにきなこがまぶされたきなこパンでした)みたいですが、「麩」です。
大きなものはよくみかけますが、この「扱いやすい」サイズ(包装の説明書きによる)は初めて見つけました。
それも地元の宮城県産小麦使用というのがいい。
使い方は油揚げと似ています。
煮物などに使うときは一度熱湯で、あぶら抜きしてから、うどんなどの「具」に使うときはそのまま使うと味にコクがでます。

まずはうどんの「具」として。輪切りにして、お出汁しにぽん。

シメジなども加え、味付けして少し煮込んで、ゆでたうどんにかけます。

あぶら麩うどん 


同じく輪切りにして、あぶら抜きしたあぶら麩を、たまねぎと一緒に甘辛いおつゆで煮込み
たまごでとじて

あぶら麩どんぶり

どちらも麩に出汁が浸みこんで、あぶら揚げより、じゅわっとしていい感じ。
親子どんぶりのお肉の代わり、いや代わり以上に気に入りました。
もともとお麩が好きな私は、はまってしまった。

そもそも脂っこくて、出汁が効いていて、甘いものは、人間が理由なく「おいしい」と感じる味覚だそうですが、あぶら麩はそのすべてを網羅しているなあ。少々かさばるけど、保存がきいて、すぐ使えるのも便利。
あぶら麩、万歳。