ひとつ前の記事の続き
11月の在来里芋の会からの後日談
すでにたべてしまったひょうごの里芋の報告 その2

 当日の会の様子はこちらをごらんください
 →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-11-26

いご芋(いごいも・美方郡香美町 みかたぐんかみちょう)

私は長らく兵庫県民ですが、香美町には行ったことのない私の知らない兵庫。
兵庫は広い(岩手県のほうが県内で出かけたことのある場所が多くなってしまった)。

香美町小代地区(かみちょうおじろちく)で
ずっと昔から作られてきた里芋だということです。
「いご」の意味はわかりません・・・以後?囲碁?そんなわけないか!?
なんでしょう。
11月の会では標本展示


ひときわ大きくてめだっていました。

現在では自家菜園で数名の方が栽培しているだけの幻の里芋だそうです。


それにしてもこの形がおもしろいなあ。細長くてひょろりんひょろりん。

お料理するにはめんどくさそう・・・と見ていたら
ご縁あって? 11月の会で分けていただき自宅で試食しました。

したごしらえはやっぱりめんどくさかったです。
でもそれ以上に、この芋のやわらかさと
濃い(といっていいのかな)芋の味に感激。
レンジでチンしてもすぐに火がとおってしまって、
すこしおおげさにいえば
皮をむくとクリーム状になってしまう感じです。


芋煮つくりました

形がくずれてしまって、細長い形をお料理に生かせられずごめんなさい。
とろっとして、ほっこりとした汁ものができました。
きっともうこの先食べられないよ~と心していただきました。
ごちそうさまでした。

前の記事の「姫路のえび芋」、そして「いご芋」
それから「大門のさと芋」(西脇市)、「小野芋」(出石町)、「田能芋」(尼崎)、
これらの里芋のくわしいことは

『ひょうごの在来作物』に詳しく載っています。
気になる方は読んでみてくださいね。
こちら→http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-06-14