このブログでは9月になると登場する
兵庫県篠山市で開催される「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル」
 2016年の報告はこちら→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2016-09-18


篠山市(ささやまし)の河原町妻入商家群の町屋のあるまちなみが美術館になる催しです。
2018年は開催年、そして10周年アニバーサリーです。

初日に行ってきました。
2016年は台風がこれからやってくるぞ~という緊張感と共にでかけましたが、
今回は曇り空ながらも、てくてくと足どり軽く各会場をまわることができました。
 

 ・・・けれどもJR篠山口までの沿線上の畑や田んぼは台風21号や大雨の影響なのか
    例年とくらべずっと元気がない景色でした。
    「いいおてんき」でお世話になった菊代さんにメールをしたら
    「刈り取りの時期になっているのに連日の雨でストップしています。
     今年の夏は散々なことばかりです」と返信をいただきました。
     本当に今年は大変な様子です。
     生産者のみなさんのご苦労がしのばれます。

アートフェスティバル
今年は兵庫県の県政150周年記念や国際交流などもキーワードに
篠山から、そして世界からの多数のアーティストが集い「共演・饗宴」していました。

特に今年は ~あくまでも個人的な印象ですが~
作品をみて町屋の空間の良さに気付いたり、町屋の空間を意識して作品を想ったり
というような場面が多かった感じです。

人をできるだけ入れないように写真撮っていたので・・・閑散にみえますがにぎわっておりましたよ。

兵庫県政150周年記念 招待作家で特別ゲスト
彫刻家の新宮晋さんの講演「この星に生まれて」を聴くことができました。
兵庫県では三田市にある野外ミュージアム「風のミュージアム」で作品を見ることができます。
アートが持つ力、それに関わる人だからこそのことなど、
優しい口調で語られることばに説得力がありました。
「誰かがやってくれると思っていちゃいけない」
「自分ができることを探すのではなく、自分ができないことを探して、そこにむかってください」

スタンプラリーもたのしみ、よい一日でした。
アートフェスティバルは9月24日まで開催されています(18.19日はお休み)
秋の篠山いいですよ♪

丹波篠山・まちなみアートフェスティバル2018
 詳細はこちら→http://sasayama-art.com/index.htm


そして10月にはこんな展覧会もあります
(みゆきさんおしらせありがとうございます!)
兵庫県立芦屋高校で美術の先生をされていた中西先生です
  ↓
 中西 清 遺作展 篠山を描く『昭和の城下まちなみ』
 2018年10月5-8日 11月3-4日
 アートスペース電燈舎/篠山能楽資料館2階 入場無料
 http://www.nohgakushiryoukan.jp/