ねじ巻きレタス「コスレタス」 [野菜たち]
めずらしいレタスをいただきました。
コスレタスといいます。立ちレタス、立ちチシャ、とも言うそうです。
よく見れば、葉のつき方が、時計回りにねじれているんです。
それで勝手に「ねじ巻きレタス」とあだ名をつけました。
これは右回りだけど、左回りのもあるのかなあ。
レタス、調べてみればいろいろあるんですね。
(1)葉を順にかきとって利用するカッティングレタス
(2)肥大した茎の皮を使うステムレタス(アスパラガスレタス)
(3)株ごと利用する丸い形のリーフレタス(葉チシャ)。サニーレタスやプリーツレタスもこの仲間
(4)しっかり結球するヘディングレタス(玉チシャ)、
さらにこれにもバターヘッド型とクリスプヘッド型がある。
・・・私たちの食卓で「レタス」といってたべているのが、
この「ヘディングレタスのクリスプヘッド型」
(5)そして今回の、長細く結球するコスレタス(立ちチシャ)
<参考文献『調理用語辞典』(発行:(社)全国調理師養成施設協会)>
もう少し調べてみないと、ことばの意味のわからないものが多いのですが、
これからは「レタス」と一言では言えなくなりそうです。
さて、いただいたコスレタスは、形が美しいので、しばしながめてから味見しました。
一枚いちまいの葉は、細長い鳥の羽みたいにきれいでしょ。
そのままたべると硬い。「バリッ」としています。根本はレタス独特の苦味がありました。
内側のところは比較的やわらかかったので、生ハムやチーズをのせたて、そのままでいただきました。苦味のあるところなどエンダイブ(チコリ)のようで、味も形もおしゃれです。
外側の部分は手で適当な大きさにちぎって、ひき肉と一緒にさっと炒め、味噌味にしていただきました。火を通すとその硬さがシャキシャキした歯ごたえとなり、なかなかいけましたよ。
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