秋の田んぼ [野菜たち]
7月に草ひきに出かけた、兵庫県多可町の登紀子の田んぼ
10月19日いよいよ稲刈りの日がやってきました。
緑のじゅうたんだった田んぼが一面黄金色にかわっています。
この日はいつも静かな田んぼの側にテントが張られ、警備員もいて、
取材や記録でビデオやカメラも回っていてまるでイベント会場に。
登紀子さんのかかしも登場!歌声が聴こえてきそう。
一人一人のこぎり鎌をもって田んぼにはいります。
酒米・山田錦は粒が大きく、実った稲もずいぶん頭を垂れて重たそう。
束をつかんで一株一株刈っていきます。
慣れている人はざくざくっととてもリズミカル。
そして中腰での動きがとてもきれいでカッコイイ。
一方、私や稲刈り経験の少ない者たちは、ゆっくりゆっくり、
汗をかきかき
ああ、しんど~。
重たい穂を支える山田錦の茎はずいぶん太くたくましい。
うるち米の稲よりどっしりとしています。
半分ほどで手刈りはおしまい。
残り半分はもうすこしお日さまの力を借りて熟してから刈り取ることになりました。
コンバイン登場。
刈った稲を機械にのせるとみるみる脱穀されていきます。
今回の収穫は約300キロ。
有機で作ったお米なかなかの収量です。
手植えの稲は、一束が太かったり細かったり、
刈り取ったあとも高さがそれぞれ
このバラバラとした感じが、それぞれ植えた人の顔を思い出します。
多可町の方たちから差し入れのお昼ごはん。
新米のおにぎりはもちもち。
このあたりの特産、黒枝豆はほくほく
さつまいもは甘かったです。
ごちそうさまでした。
さてこのお米はこれから
歌手の加藤登紀子さんが命名するお酒になります。
おいしいお酒になりますように!
私は山田錦を炊いたものもたべてみたくなりました。
たべる機会がうまれたらまた報告しますね。
実りの秋です。
コメント 0