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せかいのはてをめざして [絵本]

12月14日は忠臣蔵 赤穂浪士討ち入りの日として有名ですが
(東海道線の「播州赤穂行き」新快速に乗るたび忠臣蔵を思い出す私)

1911年12月14日は
ノルウェーの探検家ロアール・アムンセンが人類初の南極点到達をした日です。
今日がちょうど100年目。

そのアムンセンの南極探検のことを書いた
『せかいのはてをめざして』
100年.jpg
幼稚園や保育園で配布される月刊絵で、
フレーベル館キンダ―おはなし絵本の12月号です。
私は文章を担当しました。
北住ユキさんの温かいタッチの絵が読者の冒険心を奮い立たせてくれます。

この絵本の企画をいただいたのが昨年の梅雨の終わるころ。
真夏に南極の資料や伝記をいろいろ読んでいました。
だんだん文章がまとまってきたのが年末。
何度書き直しながら北住さんの絵と合わさっていったのが今年の夏
そして今年の12月となりました!
雪や氷まみれの世界の冒険に一緒にわくわくした1年間でした。

アムンセンの冒険へ向かう向上心もすごいけれど
ライバルとして語られるイギリスのスコットもすごい。
彼の伝記を読むと南極を学術的に追う探究心にほれぼれとします。
二人に共通するのはあきらめない心と、前向きにがんばる強い気持ち。
人間ってやっぱりすごい。かっこいいです、と伝記を読みながら感じたことが
絵本でも伝わっていると幸い。
現在テレビで放映されている『南極大陸』よりもさらに約50年前の冒険物語です。

人類がはじめて南極点に行ったのが
もう100年も前のことと思うのか
つい100年前のことと思うのか、
みなさまはどちらでしょうか。
私は「つい」と思ってしまいます。

見かけることがあったらどうぞ手にとってご覧くださいませ。
こちらフレーベル館HPにも載っています。
http://www.kinder.ne.jp/2011/ohanashi/2011_12/

ちなみに購入はこちらです。
http://www.froebel-tsubame.jp/shopbrand/047/004/X

どうぞよろしくおねがいします。


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きっせっみっせ なっしゅっりん

こんにちは。

以前、何度かコメを試みたんですが、どうしても送信出来ずで、今回もちょっとドキドキです。

ゆきねこさんの著書、なんとか入手出来たら、アムンセンの記念館等に寄贈したいなぁ、って思いました。
by きっせっみっせ なっしゅっりん (2011-12-15 18:31) 

きっせっみっせ なっしゅっりん

あっ、やっと無事に送信出来ました!
どうも、今までは大文字も小文字で入れてたようです…。(笑)

後で、以前の日記にもコメでお邪魔しますね~。
by きっせっみっせ なっしゅっりん (2011-12-15 18:34) 

プースケ

こんにちは(^_^)
素敵な絵本ですね~♪ 資料や伝記なども読まれ作品を
造り上げていくのはたいへんなことだと思います~☆
つい100年前ですが、すごい冒険ですね。子供たちが
ワクワクしながら読んでくれそうですね(*^_^*)
by プースケ (2011-12-16 08:08) 

マチャ

スコットも素晴らしい人ですよね。
以前、スコットと彼の息子さんの話を記事にしたことがあります。

息子さんはWWF(世界自然保護基金)の設立者の一人で、
有名なパンダのマークを書いた人です。
by マチャ (2011-12-16 17:40) 

ゆきねこ

きっせみっせ なっしゅっりん さま
コメントありがとうございます。
ご訪問いただき感謝です。
これかもどうぞよろしくおねがいいたします。

by ゆきねこ (2012-01-01 10:15) 

ゆきねこ

プースケさま ありがとうございます。
つい100年前なのに、それからの100年
科学の日進月歩はすごいですね。
いつの時代も冒険心は忘れないでいたいですね。
今年もよろしくお願いします。
by ゆきねこ (2012-01-01 10:17) 

ゆきねこ

マチャさま ありがとうございます。
マチャさまのブログ拝見しました。
スコットの息子さんは父の思いや情熱を次の世代につないでいく活動をされていたのですね。WWFの活動とつながっていくとは。本当に素晴らしいことですね。
by ゆきねこ (2012-01-01 10:22) 

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