オハナシトイシカミハサミ [絵本]
講座のご案内3連ちゃんの途中ですが
昨日行った絵本講座のご報告
8月15日「オハナシトイシカミハサミ」という講座をしました。
会場はこの8月にオープンのKiito デザインクリエイティブセンター神戸
http://kiito.jp/
神戸・三宮から海に向かってあるいてここが入口。
明治時代以降、生糸の輸出前の検査場として使われていた歴史ある建物が
神戸のデザインの拠点として生まれ変わった場所です。
港町神戸と言う界隈です。
お向かいは神戸税関。
終戦記念日の今日は半旗が翻っていました。
さて、そうして夜の帳が下りたころ講座がはじまりました。
オハナシトイシカミハサミ
つまりは
お話と石紙鋏というわけです。
なにがはじまりますのやら。
私は絵本講座と
パフォーマンスアーティストの白井廣美さんとのコラボ講座です。
実は、先だってこの企画を催していただいたサミーさまより
頭がぐにゃぐにゃになるものをと言うお題をいただいておりました。
それからいつかワインを傾けながらの絵本講座って楽しそうだと思うのだけど、と。
さてどうするの!???
そうして本日の絵本です。
今回のタイトルと合わせて気付きましたか?
テーマのひとつはジャンケン
おだのぶおさんの『じゃんけんじゃらすけ』(リブロポート)は
ジャンケンが大好きな男の子のゆかいなおはなし。
文章は土佐弁で、そのリズムもなんだかゆかいです。
ネイティブな土佐弁を知らない私ですが、がんばって読みました。
・・・気分はスケバン刑事・鉄仮面少女伝説!
(嗚呼年代が・・・いえ、茶化しているわけではありませぬ。がんばったというたとえですきに)
この絵本をよむとじゃんけんがしたくなる、はず。
ところで、あなたはどんなジャンケンをしますか?
じゃんけんほい、じゃんけんぽん、じぇんけんでっほーい
さいしょはグー・・・などなど、個人や地域によってじゃんけんはそれぞれなんです。
白井さんのジャンケンワークショップ
手を使ってのじゃんけんはやったことありますよね。
ではひとりじゃんけんってやったことありますか?
右手と左手で戦うわけです。
ム、ムズカシイ。
足を使って グーチョキパー
顔を使って グーチョキパー
体全体を使って、
うひゃひゃ~~
後半はワインと絵本
お酒が登場する絵本って実はいくつかあるのです。
例えば宮澤賢治の「雪渡り」
そこには狐の幻燈会で「お酒飲むべからず」ということばがでてきたり、
「紫紺染について」ではお酒を飲まないと記憶がよみがえってこない山男がでてきたり・・・。
絵本は
デンマークの民話『ぬまばばさまのさけづくり』
アンデルセン原作の『ぶどう酒びんのふしぎな旅』を紹介しました。
ところで
「ぬまばばさま」って言いにくいの。 声に出して読んでみてくださいね。
地域の民話や伝説の中にもお酒が登場するものってけっこうあるのです。
兵庫県は灘五郷はじめお酒とゆかりの地域が多いので
そんな地域の昔話にもお酒が関わっていたりします。
神事などにも欠かせないお酒、お酒の持つ酔っ払うという力
そんな点からお酒をおはなし(民話、童話)の切り口で味わってみるのもおもしろいものです。
今回は兵庫の民話の中から
「ヒシャクノソコヌケコノコノサエモンさん」(丹波・青垣)
「沼島のショウジョウ」(三原郡) ※両方とも地域はあえて旧地名で
などを紹介させていただきました。
絵本とパフォーマンスアート
無理やりなところもあり、反省点もしかりなのですが
コラボからうまれてくるものがなんとはなしにつながって
さりげなーく、おもしろいひとときになったかなと
まずは自画自賛、私はゆかいだったです♪
企画いただいたサミーさん、白井さん
そしてご参加のみなさまどうもありがとうございました。
またゆかいなことやりましょー。
足のじゃんけんは面白そうですが、やはり普段は手ですから、
慣れるまで戸惑いそうですね。
by まるたろう (2012-08-17 17:45)
こんばんは(^_^)
最初はグーで、ジャイケンポン♪としています。
ジャイケンも色々ありますが、足を使ったり顔を使ったり
面白くて、日頃使わない筋肉が鍛えられそうです~☆
「ぬまばばさま」はたしかに言いにくいですね(*^_^*)
by プースケ (2012-08-19 21:36)
まるたろうさま ありがとうございます
そうなんです。慣れていないから足のジャンケン難しいですよ。
でもいつも使っていない足の感覚が冴えてくるようで面白いです。
by ゆきねこ (2012-08-30 01:20)
プースケさま ありがとうございます
最初はグー・・・は志村けんさんから始まったという説があります。
凄いなあ志村さんと、つい思ってしまうのでした。
by ゆきねこ (2012-08-30 01:22)