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赤い靴 [おみやげ]

 関東で暮らす友人からおみやげをもらいました。「横浜チョコレート」と書かれたマッチ箱のような小さな箱(前回のケチャップも「横濱」でしたね)の中には、赤い靴のチョコレート。
 そして赤い文字でかかれた「赤い靴」の詩の小さなリーフレットもついていました。
「赤い靴」は4番まであるということを、はじめて知りました。ちなみに作曲は本居長也という人です。
 詩のあらすじはこうです。赤い靴を履いていた女の子が異人につれられて(1番)、船に乗り(2番)、異国にいって青い目になっているのかなあ(3番)、赤い靴を見るたび、異人に逢うたび、考えている(4番)。
 実はこの詩は実話に基づいて書かれています。ウィキペディアで「赤い靴」を引くと哀しい実話が載っていました。
 理由あって母親と別れなくてはならなくなった3歳の女の子は、アメリカで宣教師夫妻と共に暮らすはずが、病気になり行くことができなくなって、孤児院で9歳でひっそりと息をひきとったというエピソードです。「赤い靴」の歌は哀しいリズムで歌われるけれど、むしろ4番の「考えている」その先に浮かんでいるのは、実話とは反対の、異国で暮らしている女の子の幸せな姿ではないかしら。


 野口雨情は、明治から昭和にかけて活躍した詩人です。童謡をたくさんつくっていて、例えば「しゃぼん玉」「青い目の人形」「七つの子」「証城寺の狸囃」「十五夜お月さん」「雨降りお月さん」・・・など。
 口ずさんだことある歌もあるでしょ?


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