賢治祭の夜 [宮沢賢治]
9月21日は宮沢賢治さんの命日です。
この日の夕方、花巻市にある宮沢賢治詩碑(かつて賢治さんの羅須地人協会があった場所)では、賢治祭(けんじさい)が開催されます。
ここ数年たずねています。
夕暮れになると、だんだん人が集ってきます。
かがり火がたかれ、いつもは暗い広場に明るい光と人の声が響きます。
賢治さんが作った歌を小学生のみなさんが歌います。詩の朗読、ママさんコーラス。来賓からのあいさつ・・・・・・などなど。会場からは拍手。
季節は違うけれど、「雪渡り」の狐の幻灯会もこんななごやかな雰囲気だったのかなと思います。
伝統芸能を披露する時間もあり、今年は、北上市の岩崎鬼剣舞保存会による剣舞でした。
鬼剣舞(おにけんばい)の勇ましく力強く舞う姿は、
『春と修羅』「グランド電柱の中」「原体剣舞連」という詩に描かれています。
dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
剣舞にあわせて、あたりを取り巻く松林がざわっと音をたてました。
2008-10-03 22:30
nice!(1)
コメント(2)
>dah-dah-dah-dah-dah-sko-dah-dah
詩の中で、この響きは印象的に、耳に残っています。
激しそうな踊りですね。
by アヨアン・イゴカー (2008-10-04 10:41)
アヨアン・イゴガーさま ありがとうございます。
そうなんです。音から想像できるように激しく力強い踊りです。
観ている側もとびはねたくなります。
by ゆきねこ (2008-10-09 10:38)