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2010年のイーハトーブ9 心落ち着くところ [岩手のおいしいもの]

岩手の旅のご報告もいよいよ最終回です。
ここまで読んでいただいたみなさまありがとうございました。

旅の締めくくりは、私の心落ち着くところをご紹介します。
花巻にでかけるとできるだけ泊まることにしているのが温泉です。
岩手の温泉は、熱い。
イオウの匂いのするお湯や、無色透明なものまで湯質もさまざま。
高級旅館から自炊のできる普段着の温泉まで、
花巻にはいろんな形態の温泉のある宿もたくさんあります。
日帰りでそれぞれ温泉をめぐるのも楽しいです。
中でも私が好きなのは自炊部・湯治部と言われる宿です。
昨年は鉛温泉に泊まりましたが→
今年は大沢温泉自炊部に。
やっぱりここが一番.jpg
数年前、旭川のOさんが勧めてくれ、
それからここに泊まる頻度上がりました。

入り口そばには水車小屋があって、そばを挽いています。
水車小屋.jpg
残念ながらゴーシュは住んでいないようです。

自炊部と言っても食堂「やはぎ」があり、
夕ご飯はここでお世話になることが多いのです。
水車小屋で弾かれたそば粉もここで味わえます。
水車そば.jpg

いくら丼
いくら丼.jpg

唐揚げはボリュームたっぷり
からあげ.jpg

ちょっと余談ですが、お土産に連れて帰ったものたちも
すこしご紹介。
じゃむじゃむ.jpg
花巻農業高校のジャム
盛岡農業高校のジャム
ばっけみそ
花巻の雑穀
土沢でであった佐々長味噌のカレー・・・などなど。
そして下に敷いてあるのは大沢温泉売店でみつけた賢治柄のタオル

心落ち着く宿.jpg
川べりにあるこの宿はいつも川の流れる音がBGMになって
心落ち着きます。
・・・しかしそれゆえ湿気が高いのか、ハンガーにかけている服がいつも湿っているような、
長期で泊まるときは洗濯物の乾きがよくないのがちょっと気になるところ(洗濯物は乾燥機にかけるのでそれほど問題ではないのですけどね)。
滞在中は雨が多かったのですが、夜中は川の流れなのか雨の音なのかよくわからず、
とにかくよく眠れました。

大正時代のこの建物は、これまで何人のお客を迎えてきたのでしょうね。
いつまでも.jpg
大人の人が部屋の前をのしのし歩くと、ときどき部屋が揺れ、地震かと思ってドキッとすることがあります(阪神淡路大震災のせいで、揺れに敏感になってしまい・・・)。
けれども清潔で、大事に使われてきた部屋というのは心地がいいものです。
ここにくるといつもより時間がゆっくりになります。
時を刻む.jpg
普段どれだけ騒がしい日々を送っているのか
客観的に見えてくるのでしょうね。

ある日には、Oさんの部屋で、Oさんや、賢治学会の仲間たちで
「ポラーノの広場」と書いて「のみかい」と読む宴会が執り行われました♪
一昨年からこっそり開催されているこの会、今年は各々の町の地酒とおつまみをもちよりました。
私は灘五郷のお酒と、神戸グロッサーズで見つけた舶来おいしいものなど。
来年も集まりましょうの約束をして別れました。うふ♪楽しみ。


そしてもう一つの心落ち着く場所はマルカンデパートです。
いつでかけてもにぎわっている展望大食堂へ。

ここで食べたのは
ナポリタン
ナポリタン.jpg
ケチャップ風味が懐かしい味でした。

新発売の大人のソフト
大人のソフト.jpg
コーヒー味の粉末が中に入っていました。
だから大人なのか。
スプーンでたべるのですが、ううむ、私にはややもの足りない。

そしてソフトクリーム
巨大なそふと.jpg
どーん、とした立派な構え。
もちろんお箸で食べました。
そしてまた写真をとってしまう。
このソフトを見るといつも気分がずいぶんと高揚します。

今年の秋も岩手でいろんな方と、おいしいものと出会えたことに感謝です。
気力、体力、体重もパワーアップして帰ってくることができました。
帰ってきたらこちらも秋になっていました。
涼しい風が吹いています。
またね.jpg
今度はいつ岩手に出かけられるかな。
その日が今から待ち遠しいです。


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