第3回 雨ニモマケズ朗読大会 in 塩尻 が開催されました [宮沢賢治]
2013(平成25)年11月9日に長野県塩尻市で開催された
鍋倉鹿踊りの皆さん&宮澤和樹さんと一緒に長野県塩尻市へ行こう!
「第三回 雨ニモマケズ朗読大会&イーハトーブへの想い」 in 長野県塩尻市
そのレポートが、いつも女子力アップ講座で大活躍のすみれさんより届いたのでご報告です。
(お正月休みにレポート作成~お疲れさまでした!)
2012年には、私も参加して、いろんな「雨ニモ・・・」をたのしませていただいた塩尻ツアー。
(ブログは以下のアドレスから、その6からさかのぼって1までご覧ください~)
→ http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2012-12-09
今回は参加できなかったのですが、また今回もいろんな「雨ニモ・・・」が会場を湧かせたようです。
すみれさんも含め、花巻からの参加者は、花巻文化村からのツアーでバスで東京~塩尻と移動、
東京ではご住職と奥様が岩手ご出身という(賢治とつながりもあるそうです)のお寺を訪問し、
塩尻では花巻の鍋倉鹿踊り(ししおどり)が舞いました。
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第三回 雨ニモマケズ朗読大会&イーハトーブへの想い」in長野県塩尻市
日時 2013(平成25)年11月9日(土)
会場 塩尻市総合文化センター
主催 「雨ニモマケズ」朗読大会実行委員会
後援 塩尻市 http://www.city.shiojiri.nagano.jp/ 、塩尻市教育委員会
NPO法人花巻文化村協議会 http://www13.plala.or.jp/hbmk/
★花巻~東京・青松寺へ
11月8日早朝に花巻を出発。
東京都港区の「青松寺」http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/index.html を訪ねました。
※ウィキペディアより →★
「青松寺」は、江戸府内の曹洞宗の寺院を統括した江戸三箇寺の1つで、太田道灌が雲岡舜徳を招聘して文明8年 (1476年)に創建。当初は武蔵国貝塚(現在の千代田区麹町周辺の古地名)にあったが、徳川家康による江戸城拡張に際して現在地に移転した。しかし移転後も長く「貝塚の青松寺」と俗称されていた。長州藩、土佐藩、津和野藩などが江戸で藩主や家臣が死去した際の菩提寺として利用した。
岩手県北上市ご出身のご住職、花巻市ご出身の奥さまから由緒ある「青松寺」の歴史や、
静かなたたずまいの御本堂・座禅のお部屋、
やわらかな光に満ち溢れた観音聖堂などをご案内いただきました。
心づくしのおもてなしをいただき、本当にありがとうございました。
★そして松本~塩尻へ
お江戸を後にして、一路、長野県塩尻市へ向かいます。
途中、松本城を見学。
秋晴れの中、学生さんや市民の方々が大勢で清掃のボランティアをなさっていました。
市民の皆さんが、このお城に誇りを持ち、大切にし、愛されているのだなぁと感じました。
★朗読大会開催
11月9日午後1時から「第三回 雨ニモマケズ朗読大会&イーハトーブへの想い」が
長野県塩尻市総合文化センター1階講堂(レザンホール隣)で開催されました。
【プログラム】
第一部 朗読大会(14組)
第二部 音楽鑑賞 歌 杉本 摂子さん(岩手県花巻市)
フルーティスト 桂 聡子さん
お話し (株)林風舎 代表 宮沢 和樹さん(岩手県花巻市)
伝統芸能 春日流 鍋倉鹿踊り(なべくらししおどり)(岩手県花巻市)
司会は、昨年も機転の効いた名司会をしてくださった齋藤明希恵さんが、今年は大学生となられ、
更に素晴らしい司会で進行してくださいました。
プログラムにあった主催者からあいさつには、
「イーハトーブという理想郷を意味するこの言葉に想いを馳せて、
男も女も、老いも若きも、職種にも関係なく
色々な方々が集える場にしたいと思っています」とありました。
会場はまさにそのとおり、色んな方たちがお越しになりほぼ満員です。
★第一部
朗読大会には、14の個人・団体の出場者がありました。
(個人名で出場された方のお名前だけで紹介します)
1 松本筑摩岳風会・短歌研究会仲間のみなさん
2 ひかりさん
3 おはなしなないろの会のみなさん
4 松本あけぼのの会のみなさん
5 田中 美麗 さん
6 山元 明子 さん
7 百瀬教室のみなさん
8 岡村 親子のみなさん
9 白木 まち子 さん
10 中山文庫読み聞かせの会・有志のみなさん
11 小岩井 和子 さん
12 関 貴和子 さん
13 油井さん
14 花巻文化村バスツアーのみなさん
トリを務めた「花巻文化村ツアー」チームは、なんと贅沢なことに、入退場はNHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」の主題曲。朗読の間は「潮騒のメモリー」を結歌さんにバイオリンで奏でていただきました。
会場の皆さん大喜びの様子でした。
1~12は地元塩尻や松本から、13は福島県から、14は花巻からの出場です。
どの組も同じ「雨ニモマケズ」の朗読なのですが、それぞれの解釈・表現の仕方が違って、
それぞれにすてきなんです。
賢治さんの「雨ニモマケズ」が、こんなにもたくさんの方に愛され、親しまれていることは嬉しいことです。
★第二部
宮澤賢治さんの「辞世の句」の歌を杉本摂子さん、お箏を菊池洋子さんが演奏。
続いて、ピアノ namiさん、マンドリン 岩渕清俊さん、バイオリン 佐藤結歌さんとともに
「花は咲く」等の名曲を演奏。
フルーティストの桂 聡子さんが「愛の挨拶」や日本の童謡を清らかに演奏をしてくださいました。
「宮澤賢治さん」のお話しを賢治さんの弟の清六さんのお孫さんである
(株)林風舎・代表 宮澤和樹さん(岩手県花巻市)が、
おじい様(清六さん)から聴いた気さくな賢治さんの生前当時の様子をお話してくださいました。
第2部の最後は、宮澤賢治さんもとても好きだったという花巻の伝統芸能・鹿踊り
春日流・鍋倉鹿踊り(なべくらししおどり)の皆さんの上演です。
お腹にドンドンと響いてくる太鼓の音と勇壮な舞いにすっかり魅了されていました。
舞手の中には、こんな素敵な女性が!!
第二部・終了後、表彰式が行われました。
優勝は福島県から参加され、福島弁で朗読をした「油井さん」ほかが受賞されました。
神戸に本社のある㈱フェリシモしあわせの学校 http://shiawase.felissimo.co.jp/
プレゼンツの「フェリシモしあわせの学校賞」は、
すみれさんと私がしあわせの学校・イーハトーブ花巻分校の世話人であることから、
花巻から、そして神戸から塩尻へ賢治さんの想いが拡がることを願ってということで、
第2回目に続き、今回もフェリシモしあわせの学校事務局よりご協力いただきました。
ありがとうございました。
受賞は
「ともにしあわせになるしあわせ」の心に沿った朗読をしてくださった「ひかり」さん。
おめでとうございます。
大会を企画運営された塩尻市のみなさま、ご参加くださった出場者のみなさま、
ご来場してくださったお客様の温かいお心に触れ、
笑ったり胸が一杯になったりとても愉しい朗読大会でした。
でんでんあずまさんはじめ、塩尻のみなさま、お世話になりました。
ありがとうございました。
松本城は、2年前の秋に、20年ぶりに行きました。
水鏡に写った姿も、見事です。
朗読大会、14組も参加していたんですね。楽しそうです。
by まるたろう (2014-01-05 20:43)
内容盛りだくさんで濃~い催しでしたね。
皆さんで創り上げているというのがとても素晴らしいと感じます。
by なおたろう (2014-01-05 21:30)
まるたろうさま ありがとうございます
松本城には私も一昨年でかけましたが
とてもきれいなお城でした。
朗読大会はすみれさんも記しておられますが
同じ詩でも、それぞれの方が発する言葉が違ってとどくので
実にたのしいのです。
by ゆきねこ (2014-01-07 18:17)
なおたろうさま ありがとうございます
今回も本当に中身が濃い大会だったようですね。
塩尻の運営の方も、花巻からツアーで参加されるみなさまも
そして会場に集まるみなさん、それぞれが大会を盛り上げているなあというのが、伝わってきますね。
by ゆきねこ (2014-01-07 18:19)