新刊!?「黄いろのトマト」 [宮沢賢治]
先日の比叡山ツアーでは花巻のみなさんから
花巻のおいしいものをいろいろ、おみやげをたくさんいただきました。
却って恐縮です・・・すみません。
お心遣い本当にありがとうございました。
その中に・・・
生ものだから早く召し上がってね、といただいたのですが
だけど、これは賢治童話の新刊のような???
と思ったら中は桐箱でした。
ふたを開けると、
本当に黄いろのトマトが入っていました。
こんな高級な黄いろのトマトだったら
ペムペルとネリもサーカスが見られたかもしれません!?
チェリーゴールドという品種のミニトマトで
糖度10度。硝酸態窒素も抑えられているそうです。
早速一粒いただいてみれば葡萄の様な
食用のフルーツほおずき→★のような甘さにも似ています。
いいなと思ったのは、
ただ商品名に賢治さん関連の名称を使っているのではなくて
「黄いろのトマト」がちゃんと読める冊子が入っていることでした。
「黄いろのトマト」は大正12頃に書かれ、
その後、大正後期から昭和の初めごろに手入れされたのではといわれる
宮澤賢治の未発表の童話作品です。
冊子もレイアウトがちょっと洒落ています。
とくに「以下原稿1枚?なし」のところなど。
冊子の最後のページにはこのトマトと会社紹介も載っていました。
製造先は、花巻の株式会社ネクスhttps://www.ncxx.co.jp/
情報通信業の会社でした。
会社で培った情報通信技術を農業に生かそうと事業部と立ち上げ、
「デジタル管理された化学的土壌マネジメント」によって野菜の栽培をしているのだとか。
情報通信という現代には不可欠な最先端の技術と
農業という先人の知恵が生かされ、命の根っこともいえる大切な食を生み出すなりわいが
組み合わさっていくことが不思議で、ユニークで、
何か私たちの未来についての様々なことを考えるきっかけにもなりそうですね。
そういえば、過日ご紹介した「花日和 2014春号」に
このトマトの記事が載っていたのを思い出しました。
http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-03-24
花日和を開いたら・・・あ、載ってる。
「宮澤賢治に思いを寄せた 黄いろのトマト
テクノロジーが農業を変えるフルーツのようなミニトマト」とありました。
冊子つきなのも、物語のあるトマトとして花巻のお土産にしようという発想からのようです。
こうなると
ポンテローザやレッドチェリーもぜひ作ってほしいなあなんて思うのですが、
どうでしょうか。
そしてこのトマト「工場」にいつか見学にでかけてみたくなりました。
花巻のトマト ごちそうさまでした!
ゆきねこさんこんにちは。
花巻のお土産しゃれていますね。
by ネオ・アッキー (2014-05-25 13:36)
こんばんは(^_^)
桐箱に入って高級なミニトマトですね~♪
読める冊子が添えられている所もこだわっていますね。
花巻の素敵なお土産だと思います(*^_^*)
by pooh (2014-05-25 22:20)
トマトの色、鮮やかですね。
それにしても桐箱とは、なかなか面白いと思います。
自分は新刊書かと思いました(笑)。
by まるたろう (2014-05-26 07:58)
ネオ・アッキーさま ありがとうございます
なかなか洒落ていますよね。
岩手ファンとしては話題のお土産になるといいなあと思っています。
by ゆきねこ (2014-05-26 18:14)
poohさま ありがとうございます
桐箱のトマトは、私も初めてでした。
今はもう食べきってしまいましたが、この箱は捨てられず・・・。
使い道を考え中です。
by ゆきねこ (2014-05-26 18:16)
まるたろうさま ありがとうございます
私もこの本に見えるデザインがユニークで
気に入ってしまいました。
そして桐箱!
by ゆきねこ (2014-05-26 18:17)