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冬ごもりの岩手本 [岩手のおいしいもの]

ここしばらくの間、冬ごもりして読んでいた岩手や宮沢賢治の本など・・・
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ひさしぶりに岩手県大阪事務所にでかけて岩手の冬のパンフレットもらってきました。
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なかでもうれしかったのは『花日和2016年冬号』。
しばらくでかけられず2015年秋号を逃してしまった。残部もなくて残念~。
やっぱり紙媒体でページをめくるながら見るに限るのですが、
それさえ我慢すれば、安心して下さい。
バックナンバーのすべてが花巻市のHPから見られますヨ。
こちらから
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisei/417/hanabiyori/index.html

そのほか岩手の冬のおいしいもの特集パンフレットや
三陸特集の小冊子は、これをもって三鉄に乗って旅したくなります。

『てくり21号』 まちの編集室 1月にでました!
 → http://www.tekuri.net/
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今回のテーマは「街角の老舗。」
盛岡には結構な回数出かけて、あちこち巡っているいる私ですが、
まだまだですなあ。
知らない老舗がいっぱい出ています。てくりさん教えてくれてありがとう。

中でも平船精肉店さんは、いつも近くの肴町商店街は彷徨っていたのに、
ちょっと角を曲がると、あったのですね~。
ぜひここのローストチキンは味わいたいです。行きますヨ~♪


『文学 2016年1,2月号』 岩波書店 1月にでました!
 → http://www.iwanami.co.jp/bungaku/
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正直なところ、2600円なんて雑誌の類なのに高価だなあ~と思ってしまうのですが、
いやいや、第1印象が大事なんて言う世の中でも、見た目だけじゃないんですよ。
中身をご覧あれ。 賢治ファンには、このような装丁なのがもったいない。
ハードカバーでもいいのに(だったらもっと高くなっちゃうか!?)と言う内容です。

 

《特集》宮沢賢治生誕120年
《座談会》宮沢賢治生誕120年によせて
杉浦静・岡村民夫・大島丈志・栗原敦 (司会)
火の詩人 宮沢賢治小関和弘
  ――幻想の「火」と現実の「火」――
宮沢賢治とダルケ杉浦 静
  ――散文「ダルゲ」から口語詩「ダルゲ」へ――
妖怪としての〈宮沢賢治〉安藤恭子
「ビヂテリアン大祭」の菜食主義石井公成
  ――宮澤賢治と章太炎の対比を手がかりとして――
「〔税務署長の冒険〕」論 大島丈志
  ――「探偵」と「税務署長」をめぐる同時代言説からの考察――
『春と修羅 序』の地的断章評加藤碵一
あかるくそそぐ夕陽のビール加倉井厚夫
  ――詩「馬」における作品創作の状況を探る――
星好きとしての賢治渡部潤一
【文学のひろば】 田原田鶴子
 橘 省吾
《特別対談》人間・始皇帝の魅力に迫る
鶴間和幸・北方謙三
《資料紹介》「マルクス兄弟見参記」三澄半造(久生十蘭)
久生十蘭作品群における〈二重性〉モチーフ開 信介
  ――小論――
添削の批語と注釈のことば西田正宏
  ――契沖の注釈の学芸史的意義――
銀座文芸の百年(五)ロバート キャンベル

宮沢賢治生誕120年特集号の著者のみなさん、宮沢賢治学会でもよく知るみなさま。
とっても個人的なところでは、著者のほとんど全員のお顔を思い浮かべられる1冊だったことも楽しかったです。

座談会は、これまでの賢治研究の紡がれた時間の美しさみたいなものさえ感じます(表現がヘンでごめんなさい。でもそんな感じがしたので)。
他の特集よみものも、今の時代と重ねがら賢治を思える内容です。

そんなこんなの岩手の本たちでした。


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