冬のいわて あったか本 [岩手のおいしいもの]
昨年に続き、この年末年始
岩手や宮沢賢治世界を楽しむ読み物が届きました。
冬の読書のおたのしみです。
「ra kra（ラ・クラ）」は
岩手・青森・秋田の情報誌。
地元のおいしいもの、気になるものを毎号テーマを決めて紹介しています。
昨年から月刊誌から隔月に変わりましたが、
内容はさらに濃くなったような・・・。
１，２月号はラーメン特集第２段「これぞ、地元の味」
花巻のラーメン店も紹介されてありました。
寒い冬のお腹の友たちです！
ちなみに１１，１２月号は温泉特集。
やはりこちらも寒い冬の友ですね。
次号は３月パン特集が出る予定とのこと。
これも今からたのしみです。
「てくり」は今回の２００９年１２月発行で１０号です。
「北の宿から」と書かれている表紙をみれば
小岩井農場の雪野原をつい思い出してしまいます。
おちついた夜のバーから酒場の話題
ページをめくれば朝市と、
盛岡のあこがれの場所２４時間紹介されています。
てくりの次号は宮沢賢治にゆかりの場所と人々の特集もあるようで
春号が待ち遠しいです。
「とりぱん」もあっといまにもう８号。
そして私の宮沢賢治と童話の師匠・松田司郎氏主宰の
宮沢賢治研究誌「ワルトラワラ｣は３０号。
１年に２号のペースで発行されているので今年で１６年目に突入です。
ワルトラワラに関するお問い合わせはこのブログのコメント欄か
メール lire-un-livre2009あっとまーくlive.jp
（あっとまーくは＠に変換してください）におねがいします。
ワルトラワラ３０号（２００９年１１月発行） 目次
イーハトーヴ美術館「滝田恒男のスケッチ行脚」滝田恒男
イーハトーヴ写真館「そらの井戸」松田司郎
賢治とユングの彼方へ「第三章 心象スケッチ」松田司郎
インドラ・ウェブ「はあ、鹿等あ、すぐに来たもな」牛崎敏哉
作品現場からの検証「『秋田街道』の余聞(上）」岡澤敏男
賢治エピソード落穂拾い「花壇の煉瓦と「からたち」坂」泉沢善雄
宮沢賢治のプラネタリウム「賢治と日食」加倉井厚夫
イーハトーヴの切り絵日記「母に云ふ」林敦子
イーハトーヴ料理館「銀河鉄道の夜」中野由貴
ユングを訪ねて「ラインの滝の無言のとどろき」松田司郎
イーハトーヴのスケッチ散歩「オツベルと象」宮沢俊司
さて、今年のカレンダーですが・・・
実は今年はイヌプリン君と出会えず、残念だなと思っていたら、
代わりにやってきてくれました（Kさんありがとう）。
「お母さん いま帰ったよ」
これは「銀河鉄道の夜」のジョバンニのセリフ。
ミサワホームが２０年間作成している「偉人筆跡カレンダー」の
２０１０年版「宮沢賢治」です。
もともとは販促の一環で作ったもののようですが
反響が大きく一般販売もしているそうです。
賢治の原稿や手帳から抜き出した文字と数字で
１２カ月がつづられています。
月ごとに数字、漢数字いろいろ。
というわけで
今年はイヌプリン君にかわって賢治さんとおつきあい、どうぞよろしく。
ほかにも冬の読書いろいろ気になる本もありますが
またの機会に。
＞賢治の原稿や手帳から抜き出した文字と数字で
１２カ月がつづられています。
この発想いいですね。
by アヨアン・イゴカー (2010-01-11 22:50)
アヨアン・イゴカーさま いつもありがとうございます。
昨年は夏目漱石だったようです。
本当にユニークなカレンダーです。
by ゆきねこ (2010-01-12 17:37)
このカレンダーもらったのですが見ていないです。
後で見てみます。
岩手・青森・秋田の情報誌いいですね～。
山形にも地元情報誌がありますが三県合同っていうのが
いいですよね。
by はなこママ (2010-01-18 23:50)
はなこママさま コメントありがとうございます。
カレンダーご覧になりましたか。
いかがでした？？？
山形の情報誌もおいしいものたくさん載っていそうですね。
今年もどうぞよろしくお願いします！
by ゆきねこ (2010-01-20 18:55)