備忘録～ホタテのさばき方 [岩手のおいしいもの]
更新をさぼっているうちに少し前のことになってしまいましたが、
先日 殻つきのホタテをいただきました。
箱をあけたら、その見事さに大興奮。
山田町のＫさん、本当にありがとうございました！
殻つきホタテは、さばけるところが楽しいのです。
・・・とはいえ、あまりに久方ぶりで忘れている！
思いだせ～
ということで以下は、次回にむけての（次回があるのか？）備忘録的なものです。
殻には裏と表があります。
こちらが表 ぷっくりしている こちらが裏 ひらべったい
ね、裏は平べったいでしょ。
ほたての殻開け用のヘラ（たまたま自宅にあった）か、
洋食用ナイフを用意します（包丁では切れ味が良すぎて手が危ないです）。
軽く洗ってから、
貝の隙間からヘラ（又はナイフ）をいれます。
ほたても「ここで食われてなるものか」と少々がんばりますが、それを乗り越え、
底をはがすように端からゆっくりヘラを動かしていくと
新鮮なものならパカッと口が開きます。
反対側も同様にゆっくりはがすように動かしていくと殻から中身がはずれます。
黒い部分はたべてはいけない部分なので、取り除きます。
黒い部分だけを指ですくって、3本指でつまみとるようにするととれます。
ここはウロとかキモといわれる部分で、いわば貝の老廃物などがたまっているところ
時期によっては貝毒の原因になる成分が入っていたりするそうです。
・・・すでに見た目で食べられない雰囲気が出ていますよね。
そのほかは貝柱・生殖巣・ヒモ（みみ） これらは食べられる部分
生殖器は雄は白、雌はオレンジ （写真は白いので雄ということです）
ちょうど旬で肥大しています。まるでフォアグラのような白とオレンジがそれぞれ入っていました。
軽く洗って表の方の殻にもどし、フライパンで蒸し焼きに。
殻に入らないくらいの水を注ぎ、約10分（空焚きにならぬよう注意）
お醤油を少したらしていただきました。
お刺身もいいけれど、
こういうシンプルに火を通していただくのは贅沢。
そのほか、さばいたほたての貝柱と生殖器は一口大に切って
酒、塩、みりん、少々のしょうゆで煮込みます。
ひも（みみ）の部分は火が入ると堅くなるので別の料理に
やっとオレンジの方が出てきました。きれいな色です。
米をとぎ、上記の煮汁＋水＋酒・塩・しょうゆで炊き、
炊きあがったら、煮込んだホタテを加えて軽く混ぜ10分蒸らす。
ほたてごはんのできあがり！
ほたてがほくほく、磯の香りがふわっとします。
ひも（みみ）の部分は、包丁の背で表面のぬめりをとって
適当な長さに切り、酒、みりん、しょうゆで水分がなくなるまで煮込んで佃煮に。
小皿に盛って山椒の粉を少しふると美味しさアップ。
・・・写真撮らずにお腹の中へ（失礼）！
三陸のごちそう ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
殻つきのホタテは、自分もなかなか現物を見た事がないので、
こういう捌き方をするのかと、参考になりました。
ホタテごはんも、食べたくなる内容ですね。
by まるたろう (2014-05-31 17:34)
おはようございます(^_^)
ホタテは手のひらがすっかり隠れて大きなサイズですね♪
レストランなどでソテーなどいただくことはありますが
自分で調理することはなかなか無いので、さばき方はぜひ
参考にさせていただきます♪ほたてご飯も美味しそう～☆
最近は健康を考えて外食より家ごはんが増えています。
三陸のご馳走もぜひ味わってみたいです(*^_^*)
by pooh (2014-06-01 10:50)
まるたろうさま ありがとうございます
殻つきホタテは、実際さばくと
いつもは冷凍で買って食べている貝柱がこういう風についているのか、
などとまるで理科の勉強のように、面白い発見ができます。
今回は簡単調理にしてしまいましたが
ホタテはどんなお料理に使ってもおいしいので、大した食材だなあと思います。
by ゆきねこ (2014-06-01 11:28)
poohさま ありがとうございます
本当に大きなホタテで最初見た時はびっくりしました。
私もレストランメニューを思い出し
どうしようかと思ったのですが、いざさばいてみると簡単で楽しかったです。
食べた後に残った殻も、今回はとても大きかったので
何かに使えないかな、お皿になるかな、
なんて数枚だけ洗っておいています。
今回は本当にホタテでいろいろ楽しませてもらいました。
三陸の海の幸に感謝です。
by ゆきねこ (2014-06-01 11:34)
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます！！
by 投資の勉強 (2014-07-07 11:31)
投資の勉強さま ご訪問いただきありがとうございました！
by ゆきねこ (2014-07-08 17:20)