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小学6年生と賢治を叫ぶ2014 Part1 [宮沢賢治]

今年も小学校で6年生のみなさんと宮沢賢治についてお話したり考える機会をいただきました。
 ★昨年2013年の様子は
 →こちら
     パート1 http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-09-29-2
   パート2http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-10-29-1
     パート3http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-11-21

今年最初は芦屋市立浜風小学校に2日間おうかがいさせていただきました。
宮澤賢治と岩手を紹介するお話と、岩手のおやつ・がんづきを味わってみようという内容です。

★第1日目 10月15日
 「宮沢賢治とイーハトーブを旅しよう」
 おはなしやクイズ、遠野弁のラジオ体操
 賢治さんのくらした花巻の町の写真などをみてもらい、
 宮沢賢治や彼の作品、そして岩手の紹介をさせていただきました。
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 「風の又三郎」にでてくる「どっどどどどうど・・・・」の風の音を
 生徒のみなさんそれぞれに、声に出して「風」を吹かせてくれました。
 ちょうど先週、台風で大きな風を体験した後なので、その様子も思い出しながら。

 
 サブテキストとして「花巻に行こう」観光パンフレットをつかいました。
 岩手県大阪事務所様、ご協力ありがとうございます。


 

★2日目 10月23日
「宮澤賢治のおはなしと岩手のお菓子作り」
岩手のおやつ・がんづきをみんなでつくりました。
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学校名からもわかるように、海の近くの小学校です。
調理室の向こうからは、明るい日差しがさしこんでいました。

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まぜてまぜて・・・
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6年1組さんも2組さんもそれぞれ力をあわせてがんづきをつくります。
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どの班も、みんなてきぱき。
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ごまをふりかけて・・・・
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大きながんづきができあがり
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みなさん調理の作業が上手でした。
それで、予定より早くがんづきができあがり、残った時間は質問タイムとなりました。
すごいなあ。
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お家でもお手伝いしている人が多いのかもしれませんね。
おなじ材料なのにがんづきの「顔」はいろいろ。

2組さんで給食をいただきました。 いただきます♪
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本日のメニューは
 たこごはん、かぼちゃスープ、卵の料理、なます、牛乳

芦屋市の給食については、毎年このブログに書かせていただいているのですが、
芦屋市は全小学校で自校式といって、給食は、パンと牛乳のほかのほとんどすべてを
各小学校で作っています。
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そして食器は磁器製です。
食事をする器で大切なことのひとつは、口に当たる部分がお料理のおいしさをきもちよく届けることだと
思うのです。金属の冷たさと違い、陶器はお料理の食感を心地よく伝えてくれますよね。
例えば、陶器のお茶碗でごはんをたべるときのあの感じです。
ということで、おいしさもひとしおです。
割れるから予算的には大変なのかも知れません。けれども割れるから、大切にできる。
給食に陶器の食器っていいなあと思います。


さてさて・・・
がんづきは、午前中に作った2組さんは、
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この日の給食のデザートになりました。
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沢山食事をいただいたあとだったけれど、
「おなかいっぱいだけど、たべられるー」という人も。みなさんたくさんたべてくれました。
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1組さんは、午後の授業でつくったので、丁度、お茶の時間という感じ。
切り分けて・・・
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いただきまーす。
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みんなで、もぐもぐ。
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私にとってはこの2日間、それぞれあっという間に終わってしまいました。
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あれもこれもおはなししようと思ううち、私も伝えることって難しい~~と反省も少々。
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授業で使ったレジメには、生徒のみなさんそれぞれタイトルと絵を書いた表紙つき。
どれも力作でした。

声を出したり、書いたり読んだり、体操したり、そして作って、食べて。
これを機会に宮澤賢治と岩手が少しでも身近に感じていただければうれしいです。
中学校でも高校でも、もしかすると賢治作品と出会う事があるかもしれません。
賢治作品だけに限らないことですが、ぜひいろんな作品から言葉の力をうけとって
感じたり、考えたり、気付いたりしてみてくださいね。

6年生のみなさま、お疲れ様でした!
そして授業の機会を与えてくださった
澤田先生、西田先生、納先生、永松校長先生 ありがとうございました。


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