小学6年生と賢治を叫ぶ2014 Part2 [宮沢賢治]
1校目の浜風小学校の様子
http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-10-31
朝日ヶ丘小学校へは2009年から時々お邪魔させてもらっています。
今年は昨年に続いての訪問となりました。
昨年の様子 http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-10-29-1
この小学校には、私が小学4年生の時に担任だった田原先生がこの春まで
教鞭をとっておられ、そのご縁で時々賢治の授業をさせていただく機会をいただいていました。
この取り組みを今年の夏に「あしや教育フェスティバル」という教職員の方の勉強会で
報告させていただくことがあり、そこでまた様々な先生方との出会いがあって
今年は数校に伺う機会をいただきました。
私にとってありがたい「めったいにない機会」ですので、
芦屋市で賢治ファンや岩手ファンが増えるといいなあ
そして賢治作品をたくさん読んでもらえるきっかけになるといいなあと思って取り組んでいます。
生徒のみなさん、先生方どうぞよろしくおねがいします!!
さて、朝日ヶ丘小学校には10月16日22日の2日に渡ってお伺いしました。
宮沢賢治と岩手を紹介するお話と、岩手のおやつ・がんづきを味わってみようという内容です。
★第1日目 10月16日
「宮沢賢治とイーハトーブを旅しよう」
ランチルームというお部屋で2組合同で、賢治作品の紹介やクイズ、
遠野弁のラジオ体操では、くすくすと笑い声も。
それから賢治さんのくらした花巻の町や賢治祭の写真などをみてもらいました。
「風の又三郎」にでてくる「どっどどどどうど・・・・」の風の音を
生徒のみなさんそれぞれに、声に出してよんでもらうところでは
丁度先週の風は、この学校界隈ではとても大きな風が吹いたようで
その様子も思い出してもらいながらおはなしをすすめました。
サブテキストは「花巻に行こう」観光パンフレット。
岩手県大阪事務所様、いつもご協力ありがとうございます。
★2日目 10月22日
「宮澤賢治のおはなしと岩手のお菓子作り」
岩手のおやつ・がんづきをみんなでつくりました。
材料は前日の放課後、有志で生徒さんが集まって分けてくれたそうです。
みんなで力をあわせておいしい「がんづき」を作りましょう。
1組さん、2組さんそれぞれに・・・
粉をふるって 卵を泡だてて
蒸し器を使うの初めてという人が多数 やけどしないように!
蒸しフキンを焦がさないようにこうやって持ち上げておいて・・・
30分蒸します
途中でゴマをふります
竹串になにもついてこなければできあがり!
できあがりました!!
1組さん
2組さん
同じ材料、分量でつくってもみんな顔が違います。
これがお料理のたのしいところ!
切り分けて教室へ運びました。
試食は、給食の時間に。
本日のメニューは
うみのかおりごはん
きつねうどん(甘く炊かれたあげがおいしかったです!)
だいこんときゅうりの甘酢和え
ラフランス
牛乳
いただきます♪
机の上にはがんづきも準備OK!
もちろん朝日ヶ丘小学校も
この学校の調理室でつくっているおかずと、陶器の食器です。
★給食についてはPart1のところも読んでくださいね
http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-10-31
★この日の給食の解説は、こちらも→★ (朝日ヶ丘小学校のHPより)
給食のあとの試食タイム。
みなさんほぼ完食。ありがとう。
もぐもぐ。
あれもこれもおはなししようと思ううち、やっぱり伝えることって難しい
~~とこれは永遠の課題かもしれずと思いながら、やはり反省も少々な2日間となりました。
作ったり、たべたり、声に出したり、体操したり いろんなことを体験してもらいましたが、
どれがちょっとでも、楽しかったなあと感じていただければ幸いです。
そして宮澤賢治と岩手が少しでも身近に感じていただければうれしいです。
また今回を機会に、賢治作品やその向こうにある言葉の世界にもたくさん出会ってみてくださいね。
そして賢治作品だけに限らず、いろんな作品から言葉の力をうけとってみてくださいね。
6年生のみなさま、お疲れ様でした!
そして授業の機会を与えてくださった
西田先生 田淵先生 北尾校長先生 ありがとうございました。
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