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小学6年生と賢治を叫ぶ2015 Part1 [宮沢賢治]

今年も小学校で6年生のみなさんと宮沢賢治についてお話したり考える機会をいただきました。
 ★昨年までの報告は→こちら

今年1校目は10月5,6日に兵庫県芦屋市立朝日ヶ丘小学校へ。
この学校には2009年からお邪魔させてもらっていますので、
(途中お休みの年もありますが)6年目となります。
小学生のみなさんとお会いできるというのは、私にとってありがたい「めったいにない機会」ですので、毎回、芦屋市で賢治ファンや岩手ファンが増えるといいなあ
そして賢治作品をたくさん読んでもらえるきっかけになるといいなあと思って出かけています。

今回は、宮沢賢治と岩手を紹介するお話と、岩手のおやつ・がんづきを作って食べてみようという2日間のプログラムです。

★第1日目 10月5日 ~~スミマセン~写真ありません~~
 「宮沢賢治とイーハトーブを旅しよう」
 ランチルームというお部屋で2組合同で、賢治作品の紹介やクイズ、
 「雨ニモマケズ」をみんなで声を出して読みました。
花巻で開催されている「雨ニモマケズ朗読全国大会」と
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18
塩尻での大会の時に
  →http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2012-12-05
教えてもらった花巻弁の「雨ニモ・・・」も紹介、みんなで読みました。
そのあと、遠野弁のラジオ体操で、ネイティブ岩手弁(花巻とは少々アクセント違いますが)を「体で」体感してもらいました。いつも聞き慣れている関西のアクセントとは違うことばの世界にくすくすと笑い声も・・・。
 そのあと賢治さんのくらした花巻の町や賢治祭の写真などをみてもらいました。


 ★2日目 10月6日
 「宮沢賢治のおはなしと岩手のお菓子作り」
 岩手のおやつ・がんづきを1組さん、2組さんそれぞれみんなで力をあわせて作りました
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粉をふるって 卵を泡だてて
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蒸し器を使うの初めてという人が多数 やけどしないように気をつけて
30分蒸します。

途中でゴマをふります
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竹串になにもついてこなければできあがり!
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お月さまの前を横切る雁(かり・がん)の姿で「がんづき=雁月」なんですが、
雁がたくさんとんでいるがんづき。
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むわっとふくれたお月さま。
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小麦粉やたまごが食べられない生徒さんには、先生と相談し、
枝豆と砂糖、はちみつ、白玉粉が材料の「ずんだもち」をつくってもらいました。
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翡翠色の「ずんだあん」がきれいですね。
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がんづきも、ずんだもちも、
同じ材料、分量でつくってもみんな顔が違います。
食べてみれば食感もやわらかかったり、ふかふかだったり、
ちょっとねちっとしていたり、もさっとしていたり。
こういうのがお料理のたのしいところ!
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切り分けて教室へ運び、試食は、給食の時間に。

本日の給食メニューはお豆がテーマのメニューでした
くわしくはこちら→★学校のブログ
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 あさやきパン
 チリコンカン
 ハワイアンサラダ
 コーンスープ
 くだもの(りんご)

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毎年言っていますが、
芦屋の給食は、各学校で調理していることとか、食器が陶器のことなどふくめて素晴らしいです。
そして、生徒さんのみんなゆっくり、たのしそうに食べている感じ、食事をする姿がとてもいい。
芦屋っていいなあ♪ と思います。

今は当たり前すぎて自分では気づかないかもしれないけれど、だからこその豊かさ(おしゃべりがすぎて先生に注意されちゃっている方もいましたけどネ)。
子どものときにこうやって明るい場所でみんなで食事を味わっていたら、その後の人生でなにかあったとき、自分にとっての強い力になるかもしれない大切なことではないかな、と思うのです。
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いただきまーす♪

★給食については昨年のところも読んでくださいね
   http://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-10-31
 
2組さんは給食のあと授業でがんづきをつくりましたが、
どちらも試食タイムではみなさんほぼ完食でした。

いつもこうしてお話の機会をいただくたび、伝えることの難しさを反省しつつ、
どこかちょっとでも、楽しかったなあと感じていただければ幸いです。
そして宮澤賢治と岩手が少しでも身近に感じていただく機会になっていればうれしいです。

6年生のみなさま、小西先生 藤田先生 後藤校長先生 ありがとうございました。


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