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宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン 開催しました2・トークイベント篇  [宮沢賢治]

前の記事の続きです
 1・ランチ篇→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2019-02-27

2017年2月16日に
トークイベント「宮沢賢治の花巻レストラン」を開催しました。
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おかげさまで会場は満員御礼。ありがとうございました!
・・・これは会場準備中の風景

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賢治の作品世界×花巻の農の風景と食を紹介する
小冊子「宮沢賢治の花巻レストラン」もこの日に合わせてできあがりました。
この冊子、今後も花巻市内外の農産物を紹介する場面で活躍しますように!

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トークイベントは
元フリーアナウンサーの中嶋美年子さんの朗読
童話集『注文の多い料理店』序から始まりました。

私は、まきまき花巻での取材風景などをお見せしながら
賢治の育った花巻の農の風景と、賢治の物語世界を紹介させていただきました。

取材当時を思い出しながらしゃべっていると
今も花巻の農の風景の中には、賢治さんの物語の世界がたくさんあるなあということ
あらためて感じました。
そしてそれって豊かだなあと。そんな感じが伝わっているといいのですが
最初に話そうと思っていたことの半分くらいすっとばしてしまった(笑)

会場のいっぱいの人がありがたく
その中には友人、知人、親戚の顔もあって、うれしいけれど冷や汗もの(笑)。
でも聞き手の中嶋さんが一緒で心強かった。

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後半は中嶋さんの朗読で「水仙月の四日」から後半部分。
会場に雪嵐の風景がひろがります。

そのあとはうれしいお茶っこタイム!
今回の催しのカフェタイムに提供されるデザートのなかから
「雪童子(わらす)のおやつ」花巻産・雪の下にんじんを使ったカタラーナ

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雪の下で元気に育つ雪の下にんじんで「水仙月の四日」の世界を表現しています。
カリメラに見立てたカリカリ食感も楽しめます。
・・・にんじんの風味がいい感じ。そして少し凍ってシャリッとしているところもまるで雪の世界でした(あくまでも私の感想です)

雪の下にんじん 淡いオレンジ色がきれいです
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中嶋さんと加藤シェフ

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見て聞いて味わって…いわての冬、そして花巻の農と食
そして賢治さんの作品世界いっぱいのひとときになりました。
私もとっても楽しかったです!
ご参加の皆様、関係者の皆様 ありがとうございました。

=♪=♪=♪=
当日の様子を紹介してくださっています。ありがとうございます!

♪ 川浦良枝さん公式サイト「しばわんこのおうち」の
ブログ「日々の楽しみ」より「雪童子(わらす)のおやつ」→こちら

♪ 加倉井厚夫さん「賢治の事務所」
 「緑いろの通信2月号」2月16日のところ
 →http://www.bekkoame.ne.jp/~kakurai/kenji/news/news201902.htm
 また、記事に載せている★の写真は加倉井厚夫さんよりいただいたものを使わせていただきました。


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宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン 開催しました1・ランチ篇 [宮沢賢治]

2月はなかなか更新できず月末になってしまいました!

さて、この一つ前の記事で連絡させていただいた
 こちら→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2019-01-30

宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン
東京の小岩井フレミナールで
2019年2月15日から21日の日程で開催しました。
主催 花巻市 小岩井ファームダイニング
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期間中、お越しいただいた皆様、応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。

・・・以下、私自身の備忘録も兼ねてご報告です。

宮沢賢治の童話世界を味わえる特別な1週間
小岩井フレミナールの入り口では看板がお出迎え。
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私は初日15日のオープン時間にお店に伺いました。
そのあとはランチ、カフェ、ディナーそれぞれ

久しぶりに再会できた友人、知人と一緒にいただくことができました。
それもまたありがたく、しあわせな時間でした!

銀河鉄道のイラストに沿ってお店の奥へ
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突き当りの窓の向こうには東京駅が正面にみえる素敵なレストランなんですよ。

そして店内の壁には
今回のテーマ「いわての冬」にあわせて
花巻の冬の風景写真が一面に飾られています。
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キックキックトントン・・・「雪渡り」のフレーズも。

席に着くと
メニュー表と三つ折りパンフレットが渡されます。
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「26のメニューに16のおはなしが隠れています」
うう~む、どれをいただこうか迷います!

三つ折りパンフレットには
お料理やデザートの中にかくれている賢治作品の紹介と
花巻の食材の案内です。

今回とりあげた作品それぞれの絵本や単行本のコーナーも。
(実は私のコレクションたちです)皆さん手に取ってくださったかな?
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どのお皿も花巻や小岩の食材で作られた美しいお料理で
それぞれが賢治さんの作品世界が味わえるものでした。

ランチ、カフェ、ディナーそれぞれシェフとお料理と食材の相談をして、メニューが決まると、
私はお料理名を考え、解説も書かせていただきました。
メニュー表は小岩井ファームダイニングのイラストレーターの方が書いてくださって絵本風でかわいい!

お料理はどれも盛り付けもきれいでおいしかったです。
制覇はできなかったけれど、味わったものどれも大変印象に残っています。

ランチメニュー
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私がいただいたのものを中心にこの記事ではランチメニューをご紹介しますね。

★注文の多いイーハトーブランチメニューは6品
 +ランチセットではオードブル盛り合わせとドリンク
 もちろんオードブルも賢治作品が楽しめる特別メニュー。

ベーリング行き急行列車の特別料理
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白金豚肩ロースの紅茶煮
・・・・「氷河鼠の毛皮」の急行列車内では銀のお盆で紅茶が運ばれてきます
お肉はやわらかく、紅茶煮のスープがとってもおいしかった

ケンタウル祭のごちそう
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八幡平サーモンのムニエル 花巻産蜂蜜のハニーマスタードソース
・・・「銀河鉄道の夜」の銀河のお祭りの夜に出発した銀河鉄道。銀河には鮭や鱒が泳いでいました。
ハニーマスタードソースの甘酸っぱさがサーモンととてもあっていました

ばけもの
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雛鶏の悪魔風 花巻野菜を添えて
・・・「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」のもにゃもにゃッと切ってむにゃむにゃっと食べる不思議なごちそう
花巻の雪の下にんじんを枕に、大きな雛鳥がドーンとお皿に乗っていました。

しあわせな第一流の紳士
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白金豚ロースのソテー 花巻シードルソース
・・・「フランドン農学校の豚」では、白金と同じといわれた豚が「さあ第一流の紳士だもの」とすっかり幸福を感じます。
花巻シードルを使ったソースと、お肉の上には宇津宮果樹園のジョナゴールド。豚肉とりんごって相性がいいですね ♪

このほか「六寸ぐらいのビフテキ」(オツベルと象)、「イーハトーブお肉大祭」(花巻のお肉3種盛り)も。
ああ~どれもまた食べたいな(笑)!

・・・トークイベントとカフェタイムにつづく 以下からどうぞ・・・
 1・ランチ篇→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2019-02-27
 2・トークイベント篇→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2019-02-28
 3・カフェタイム篇→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2019-03-04


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2/15-21 宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン@東京 [宮沢賢治]

賢治と食のイベントのご案内です
2019年2月15日から21日の1週間(但し2/18はお休み)
東京・丸の内にある小岩井農場直営のレストラン
「小岩井フレミナール」を丸ごと宮沢賢治童話と花巻がジャック!?します。
冬ならでは、花巻だから、小岩井だからの食材で賢治の世界が楽しめる貴重な1週間です。

宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン
日時 2019年2月15日(金)~21日(木) 但し2/18はお休み
場所 東京・丸ビル5階 小岩井フレミナール 
   https://www.koiwai.co.jp/restaurant/freminar/index.html
主催 花巻市 小岩井ファームダイニング
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ランチ、カフェ、ディナー1週間まるごと賢治のレストランです。
どなたもどうかお入りください 決してご遠慮はありません


詳細は以下の花巻市HPご覧ください
チラシも以下からとりだせます



★=★=★
★トークイベント開催します ~賢治作品が楽しめるデザート付き
【追記:201902.10】 おかげさまで満席となりました。ありがとうございます
            当日の様子は後日このブログでも報告させていただきます
トークイベント「宮沢賢治の花巻レストラン」
   日 時 2月16日(土)14:30-15:45(受付は14:20から)
   会 場 小岩井フレミナール(丸ビル5階)
   話し手 中野由貴
   聞き手 中嶋美年子
   参加費 1500円(税込み)特別企画メニューデザートつき
   定 員 30名 先着順

詳細・お申し込みは以下の花巻市HPご覧ください
チラシも以下からとりだせます

今回の催しに私は賢治童話からのアプローチでメニュー提案やアドバイスなどお手伝いさせていただいています。そんなご縁で賢治童話と花巻の農の風景についてお話させていただく予定です。
中嶋さんとどんなおはなしになるのか・・・お楽しみです。
★=★=★

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期間限定のメニューは・・・
 トマトでなにかこしらえたもの
 オツベルが食べた”雑巾(ぞうきん)ほどあるオムレツ”
 ぎんがぎがの野原
  ・・・などもりだくさん 
     くわしいことはチラシをご覧ください。
     (後日、詳細ご案内予定です)

おとなの人はもちろん、
子どものみなさんも「レストラン」という、いつもとちょっと違う日常で
心地よい緊張感を味わってもらえるといいな!宮沢賢治さんのおはなし世界と一緒に。

なんとも楽しい機会に加えていただき私も頑張りたいと思います。
お料理の中にくりひろげられる賢治童話の世界を「味わいに」お越しください!
どうぞよろしくお願いいたします。

★★★それから
まきまき花巻の「宮沢賢治の花巻レストラン」第5回アップしています
最終回です。ご覧ください~~
 →http://makimaki-hanamaki.com/2925


【追記】「宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン」開催レポートは
     以下からご覧いただけます。

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貝雛をお茶っこしながら手作りしました [岩手のおいしいもの]

12月にこのブログでもおしらせさせていただいた
みのおてならい主催の貝雛の講座に参加してきました。
 こちら→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2018-12-01


実は、講座前々日から花巻空港はお天気が悪くて欠航もでていたのでひやひやどきどき。
講師のNaokoさんの予定の飛行機もあわや強風で欠航になるかも?だったのですが
無事来阪。そして講座当日は朝から晴れてあたたかい。幸先の良いスタートで私もうきうきと出かけてきました!
今回このような貝雛を作ります
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各席にそれぞれひとつづNaokoさんがあらかじめ用意してくださった貝雛キット
参加者が作りやすいように、貝や布にあらかじめとても丁寧な下準備がしてあるので
作りやすく、楽しく作業を進めることができました。
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本日使用する貝は「万寿貝」というおめでたい名前です。
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Naokoさんに教わりながら、対の貝がそれぞれ男雛と女雛になっていきます。
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会場全体が集中してもくもくと作っています。
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途中でほっとひといき岩手のお菓子でお茶っこ時間
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紅白のかもめの卵 この時期だけの期間限定のお菓子です。(写真はみのおてならFBよりお借りしました)

そうして感激のできあがり! 
着物柄はキットにより異なるので、何になるかお楽しみだったのですが
私のは松竹梅の男雛と桜柄の女雛になりました。着物の柄合わせが楽しかったです。
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家で飾るのが楽しみ♪

参加者全員で記念撮影
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(写真はみのおてならいFBよりお借りしました)

会場には新作の貝雛と
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Naokoさんのお父様の書とお母様の貝雛作りの様子など
ファミリーで紡がれる貝雛の世界が写真で紹介されています。
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参加者へ一人ずつプレゼント
花巻からお父様の書の書かれたメッセージカードとお母様が作った貝の飾り
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我が家にある貝雛も持って行ったのです(わんこ3匹はお留守番・笑)
 こんなのね→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2014-02-27

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花巻から届いた春の便り。本当に楽しい1日でした。
Naokoさん、みのおてならいのみなさま ありがとうございました。
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★みのおてならい https://minohjuku.jimdo.com/
 HPに報告レポートアップされていますので是非ご覧ください
  →https://minohjuku.jimdo.com/rep20190119/

★みのおてならいのFBにも当日の様子がでています
    https://www.facebook.com/minohtenarai/

 

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『はるの のやま』 [絵本]

今日 2019年1月17日は阪神淡路大震災から24年目。
こうしてPCの前にいること日常の中にいることがありがたいです。
ついこの前のようであり・・・いろんなことがあっという間です。

・・・ ・・・ ・・・

寒い日に出かけた図書館で見つけた本です。
『はるののやま』
 赤木昭夫 作 村田通紀 絵 岩波書店 1982年10月発行

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37年前に出版された「ぼくのさんすう・わたしのりか」シリーズの1冊です。
小学校低~中学年向き。

まさえさんと、けんじくんの春の自然観察日記を
先生が読んでコメントしていきます。
面白いと思うことを記録していくこと、観測データの積み重ねって大切、ということを教えてくれる内容です。

着物姿のおばあちゃんや
先生は男性で背広姿なところに時代を感じます。
今はもうすこしラフな服装の先生が多いですよね。

裏表紙は舞台の紹介です。
よく見ると・・・舞台は岩手県水沢市でした。
北上川も緯度観測所もありますよ。
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そしてお話の最後の解説のページには
この観測データの積み重ねの重要性を伝えるのに
水沢緯度観測所のZ項の発見の歴史が語られていました。

・・・明治35年にZ項が木村栄(きむらひさし)によって発見されました。
・・・昭和45年、Z項は地球内部の流体核の動きによることが若生康二郎(わこうやすじろう)によって明らかにされたのです。

という感じで。

水沢緯度観測所は宮沢賢治の「風野又三郎」に登場します。
(「風の」ではなくて「風野」のほうです)
だから主人公の男の子は「けんじくん」なのかな?

実際は、現代と80年代では自然の様子も少し違ってきていると思いますが、
でもはるか遠くに見える山の様子や
雪解けの様子、芽吹いていく様子は「いいなあ岩手」な風景でした。


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おぜんざい と とんど焼き [お菓子の誘惑]

昨日1月15日は小正月
そして関西では鏡開き。
町からすっかりお正月飾りは片付いて、本格的に2019年がはじまるぞーという気持ちになります。

関東や東北では7日までが松の内で11日に鏡開きをするようですが、
関西では1月15日までが松の内、そして鏡開きです(20日が鏡開きというところもあるようです)。
でも関西でもこのごろでは関東と同じくお正月のお飾りを7日、11日あたりに片づけるところも増えてきたような気がします。

この日、神社では、とんど焼き(関東では「どんど焼き」ですね)。
昨日は外を歩いていると一日なんとなく煙たい香りが漂っている気配。
そして魔除け厄除けのためにおうちやお店の周りにとんど焼の灰が播いてありました。

今日のおやつは鏡開きのお餅でおぜんざい
小豆もね、お豆から煮たのですよ。
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関東ではこれは「おしるこ」なんですよね。
関西のおしるこは、さらし餡で小豆の粒つぶが入っていないのが「おしるこ」なのです。
岩手はどうなのだろう?そういえば確かめたことありません・・・。

空に還ってゆく年神様、また来年!

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山猫軒でひとやすみ [岩手のおいしいもの]

あったかシリーズ第3弾は
花巻市の宮沢賢治記念館前の山猫軒さん 昨年9月にでかけました。
 https://www.yamanekoken.jp/wildcat-house-%E5%B1%B1%E7%8C%AB%E8%BB%92/
 
ちなみに第2弾はこちら「花巻のポットパイ」
 →https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2019-01-09

山猫軒さん
今回お店の写真を撮り忘れたのでこの写真は過去記事からです。
 こちら→https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-08-08
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いただいたのは
白金豚のカツカレー 
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花巻のブランドポーク・白金豚
揚げたてのカツはサクッ
香ばしいカレーを自分でかけていただきます。

でくのぼう お餅料理です。
名前は「雨ニモマケズ」の一文からだと思います。
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あずきあん、なます、ごまあん、花巻のおつけもの金婚漬けがついていました。

やわらかいお餅は、こうやって稲穂を交差して切ります。
食べやすい大きさにしたお餅に餡をつけていただきます。
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もうひとつ
山猫軒さんで楽しかったのは
メニューと一緒にあったファイルでした。
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お料理を注文してから読むようにと「注文」つきのファイルです(笑)。
中には賢治さんの作品を楽しむクイズ
花巻の方言
山猫軒さんの近所の観光地ご紹介・・・など賢治さんの作品と花巻をたのしむ内容もりだくさん。
お店のスタッフの方の手作りです。

特に方言はしらないことばだらけで見入ってしまいました。
 「おこ(ご)こ」は漬物  「いだましねえ」は惜しい、もったいない
などなど(写真撮らせていただいたけれど、ブログには載せないでおきますね)
はい、最後のページまでしっかり見ましたよ!
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ごちそうさまでした!



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1/12-3/24【企画展】草野心平の居酒屋『火の車』もゆる夢の炎@福島県いわき市 [宮沢賢治]

福島県いわき市にあるいわき市立草野心平記念文学館で
1月12日より
企画展「草野心平の居酒屋『火の車」もゆる夢の炎」がはじまりました。

この展示Ⅳのところのお手伝いを少しさせていただきました。
そして企画展開催中の3月10日(日)「火の車」を楽しめるお料理とお話に出かけます。
心平さんの居酒屋「火の車」のメニューを中心に
心平、賢治、光太郎の食にまつわるエピソードが楽しめる内容です。
要申し込みで、2月10日より参加者受付開始です。
ぜひお越しください~。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 

没後30年記念 冬の企画展
「草野心平の居酒屋『火の車』もゆる夢の炎」
会 期 2019年1月12日(土)〜3月24日(日)
会 場 いわき市立草野心平記念文学館 http://www.k-shimpei.jp/    
休館日 毎週月曜日、1月15日、2月12日(1月14日、2月11日は開館)

草野心平は、天性の詩人でしたが、自身と家族のために行った職業は13を数えます。それは何一つ詩人の副業でありませんでした。その一つ、居酒屋「火の車」は、昭和27年(1952)3月に東京都文京区田町に開店しました。同店は昭和30年4月に新宿区角筈に移転し翌31年12月に閉店しますが、この約5年間、ここには「文学仲間との怒号の議論、客との喧嘩、連日の宿酔、そして執筆」と独特のエネルギーが渦巻いていました。
本展では、「火の車」時代の心平を、①火の車開店まで、②火の車開店以後、③火の車常連客、さらに④草野心平・宮沢賢治・高村光太郎の食のエピソードの4つにわけて紹介します。
火の車展.jfif

【催し】居酒屋「火の車」一日開店  
    草野心平が開いていた居酒屋「火の車」で、
    心平が命名したお品書きにちなんだ料理を試食します。

期   日 2019年 3月10日(日)

プログラム 
 〇寸劇「火の車時代」 11 時30 分~11 時50 分  常設展示室
 〇「火の車」ランチタイム【ランチタイムは要申込です】
    料理人 中野由貴、文学館ボランティアの会会員 12 時~12 時30 分 小講堂
 〇食卓トーク「心平・賢治・光太郎 ある日の食事」
    講 師 中野由貴(宮沢賢治学会会員・料理研究家) 13 時~14 時 小講堂
 
 お申し込み方法
   電話、往復はがき、FAX、E-mail のいずれか
   定 員 先着50 名(2 月10 日より受付開始)
   参加料  500 円(所定の観覧料も必要です)

★詳細・お申し込みは
  いわき市立草野心平記念文学館 まで 
   (チラシも以下からみられます)

★ご参考までに
  2017年5月21日同文学館でお料理とお話させていただきました
  「心平さんの胃袋探訪~口福弁当おしながき」
  https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2017-06-09

居酒屋火の車については
ちくま文庫から出ている『火の車板前帖』おすすめの1冊です!
  https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06

私も企画展、そして3/10がとても楽しみです。とにかくがんばりますー!どうぞよろしくお願いします。


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大沢温泉 切り絵の幻燈会 [岩手のおいしいもの]

久しぶりに切り絵作家さんから連絡をいただきました。
ありがとうございました!
昨年、大沢温泉湯治屋さんの廊下で見かけた切り絵作品
 →https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2018-04-13
 こちらも→
  https://bonjour-konogoro.blog.so-net.ne.jp/2018-06-15
夜の廊下にぽっと浮かび上がる様子はまるで幻燈会なのです。

この冬は規模が拡大しましたとのおしらせでした。
送っていただいた写真を拝見すると・・・本当だ!
切り絵2.jpeg
(少しまぶしかったので補正調整させていただきました)
切り絵.jpeg
1階の「やはぎ」前から露店風呂にむかう廊下に沿ったお部屋の一連ですよね?
絵巻物みたいできれいですね。
切り絵作家さんの滞在中に日々変化していく作品です。滞在中だけ飾られている(はず?です)ので、出会われた方はラッキーですよ。
湯治屋さんのどこか懐かしい空間とコラボした素敵な切り絵作品です。

実は私、作家さんとお会いしたことがありません。

いつかお会いできる日を楽しみにしています!

大沢温泉湯治屋さん
 →https://www.oosawaonsen.com/touji/


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花巻のポットパイ [岩手のおいしいもの]

あったかいたべものシリーズ第2弾
 →第1弾は岩手磯ラーメン★こちら
引き続き昨年9月にでかけた花巻からの報告です(遅い報告だなあ)

JR花巻駅前から徒歩5分くらいのところにある
JOE'S LOUNGE ジョーズラウンジさん
 https://tabelog.com/iwate/A0302/A030201/3008868/

マルカンを復活させた花巻家守舎さんがリノベーションをてがけたお店です。
古いビルの外観も新しい感覚の内装もNYの下町みたいな(行ったことないけど!?)かっこいいお店です。
2015年開店ということなので、そうか~私、3年目にしてやっとこさのおでかけ(笑)。

ランチタイムに注文したのは
ポットパイ 
  サラダ、スープ、パン、デザートのヨーグルトつき 
  プラス料金でドリンク:トマトジュースにしました。
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ほかにもハンバーグやパスタもあってどれもおいしそうで、迷いはしたのですよ。
でもパイ好きにははずせませんでした。大きなポットパイでした♪

お料理の右手にあるのは
お店ができるまでを記した小冊子。各テーブルにおいてあります。
「花巻をもっといい街に」
というコンセプトではじまったお店作りのいきさつがしたためられています。
がんばっているあなというのが伝わってきます。
これからもこういうお店や場所が広がっていく予感。花巻、楽しみです。

パイの中身は日によって変わるみたいですが
この日はビーフシチュー。
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ポットパイって、お皿のふちについたパイをはがして食べるのもまた楽しいのです。
めりめりっと帯状にとれてくるときもあるし、かぱっとかたまって(やってみるとよくわかるはず)輪になってはずれるときもあり。そしてふちからきれいに取れたときは、とてもうれしい。

食後にはエスプレッソをいただきました。
花巻でエスプレッソが飲めるお店、ここ初めてかも?
お砂糖をたっぷりいれて飲むのが好きです。

ごちそうさまでした。
寒い日は、ほこほこあたたかいお料理とお茶が恋しいですね。

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